買い物が地元ばかりだと、丸の内OL恵比寿OLに負ける
私は婚活中の買い物だけでも都心に出るよう勧めることにしました。
「首都圏での婚活だと、恵比寿や丸の内で働いていて、買い物やお食事は表参道や銀座って女性がライバルになるんですよ。溝の口もたまにはいいけど、
婚活中の買い物はせめて恵比寿、渋谷、新宿ぐらいまでは出ていきましょう」
「分かりました。せっかく東京に来たし、帰りに恵比寿のアトレでも見てみます」
「できたら、
都内の女性のヘアメイクと服装も見るようにしてくださいね」
「そうしてみます」

麻美さんは恵比寿アトレに行ってみて、周りの女性が髪の毛がサラサラで垢抜けた女性が多く、気後れしてしまったそうです。その後「
ちょっと外見を見直そうと思う」と連絡をいただきました。
婚活の場では、溝の口が活動エリアの女性と、恵比寿や表参道が活動エリアの女性とが、同じ土俵に立つのです。自分の立ち位置を知る気持ちがあるのなら、外見にも気を使いましょう。
麻美さんは幸い外見の改善の重要性に気が付いてくれました。でも婚活市場には「
ありのままの自分を丸ごと受け入れてくれる人がいい」「
外見で人を判断するのはダメ。自分の内面を見てほしい」と言って、垢抜けないヘアメイクや服装を変えようとしない人がいます。
もちろん、外見が良ければ内面が良いとは言いません。でも外見を整える努力が欠落している方で、気配りやコミュニケーション力がある方はほとんどいないです。即効性があるのに頑なに外見を変えない人の場合、内面に課題があることが多いですね。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
【関連記事】⇒
結婚相談所の勧める服装が「絶望的にダサい」残念な理由。“女子力”を求めることの危うさ
【関連記事】⇒
普段着はフツーなのに「デート服がダサすぎる」女性の特徴。白ブラウスは“平成引きずり”の証拠<2025年最新版>
【関連記事】⇒
「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活
【他の記事を読む】⇒
連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ
<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt