
※イオンの力で花粉やウイルスをブロックするフマキラーの製品。(画像提供:フマキラー株式会社)
――行楽日和が続いていますが、花粉やPM2.5も心配です。
進藤さん:花粉のピークは2月の後半から3月中というイメージですが、花粉はスギ花粉だけではありません。それ以外にもブタクサなどいろいろな花粉が飛んでいるので、ご自分に合った時期に対策することが必要です。PM2.5は年間を通して発生していますが、ピークは3~5月ぐらいのイメージです。
――具体的な対策はありますか?
進藤さん:洗濯物の部屋干しやマスクの着用。外から戻ったときは自宅に入る前に髪の毛や衣類についた花粉などを手やブラシで払ってから帰宅するようにします。それでもやっぱり花粉などは室内に入ってきてしまうため、こまめに掃除や洗濯をするといいですね。
――洗濯物の部屋干しは、ニオイが気になります。
進藤さん:そうですね。先ほども触れましたが、洗濯物の生乾き臭は菌が増殖するときに発生します。エアコンの除湿機能、扇風機やサーキュレーターの風などを活用して洗濯物を早く乾かし、菌が繁殖しにくい環境を作ってあげましょう。布団を外に干したくないというときは、湿気を取るために布団乾燥機をかけてみてください。
――なるほど。
進藤さん:ウイルスもそうですが、花粉やPM2.5は目や鼻、口などから体内に入れないことが大切です。一般的な花粉対策とあわせて、プラスイオンが顔や髪全体をコートし、ウイルスや花粉、PM2.5、黄砂を反発・吸着して目や鼻、口からの侵入を防ぐ弊社の『アレルシャット』なども使っていただくと効果的かと思います。
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少し前までの寒さが嘘のように過ごしやすくなった今日この頃。人間と同じように活発になる菌やウイルス、外出すれば身にまとわりついてくる花粉やPM2.5などの対策もしながら、お出かけ日和のこの季節を楽しく満喫したいものですね。
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進藤智弘】
世に出す商品の効果や責任にこだわるフマキラー株式会社の姿勢や「人の命を守る、人の暮らしを守る、人を育む環境を守る」という企業理念に共感し、転職。2016年より応用開発研究部で菌やウイルスの研究とともに大学時代から培ってきた科学の知識を活かしながらの商品開発をスタートし、2023年末からは開発企画室・係長として商品企画の発案や開発に務めている。
<取材・文/山内良子>
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。