婚活での“当たり前の質問”が「子作りを連想して気持ち悪い」。恋愛経験ゼロで生きてきた、33歳女性の苦悩
婚活なら、結婚後の話やすり合わせは当たり前
お互いのことをじっくり知っていくのが彼女の理想のようですが、婚活では事情が違います。
「婚活していたら、あちらだって他の女性と会っているし、デート代って男性が負担することも多いですよね。優実さんがゆっくり距離を縮めたいならそれもいいけれど、その希望をお相手に伝えていないのに、分かってくれと期待するのは無理がありますよ。それに、婚活しているのに結婚後の話されても困るって言うけど、優実さんはなぜ婚活しているの?」
「だって、結婚していないとヘンって思われそうで。別にバリキャリでもないし、偉くなりたいわけじゃないです。親も結婚してほしそうだし」
なんだか、周りの期待のせいにして責任転嫁しているようです。
自分のやりたいことはなく、大学も仕事も知名度で選んできた
大学には華やかな子もたくさんいましたが、サークルやインターンなどにあまり興味は待てなかった優実さん。アルバイトで貯めたお金でミュージカルを観るのが好きでしたが、オタクと呼べるほど観劇が好きなわけでもなく「誘ってくれる人がいたから行っていた」程度だそうです。
やがて就活が始まり、やりたいことがない優実さんは有名大卒にもかかわらず苦戦しました。大手の不動産会社の事務職にやっと内定をもらえましたが、就職先が決まるのは周りよりずっと遅かったそうです。
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