Love

婚活での“当たり前の質問”が「子作りを連想して気持ち悪い」。恋愛経験ゼロで生きてきた、33歳女性の苦悩

「普通に恋愛や結婚ぐらいする」と思っていたのに

 不動産業界では、バックオフィスであっても休みは平日です。学生時代の友人たちはほとんどが土日休みで、社会人になり疎遠になってしまいました。 悩む女性 優実さんにはそもそも結婚願望があまりなかったものの「普通に恋愛や結婚ぐらいする」とは思っていました。ですが、周りからの合コンの誘いなどもないまま20代後半に差し掛かります。その後新型コロナが流行り、人と会うことが制限されました。  そうして、気が付いたら30代になってしまっていたそうです。コロナ禍中に同級生や同僚の中にはマッチングアプリを始めて,出会った相手と結婚する人もいました。  前述の通り、恋愛経験がないためにアプリは危ないと感じ、コロナ明けに結婚相談所へ登録。理想の未来像はないけれど、消去法で「婚活」という選択にいたったようです。

周りに「結婚できない人」とは思われたくない

 受験や就活はそこそこ知名度があるところに滑り込めたため、婚活を開始したときは「振り返るとかなり甘く考えていた」という優実さん。  大学受験や就活と婚活は似ているようですが、婚活は選ぶ側が「感情で決めている」という点で大きく違います。ただ、人気企業に内定をたくさんもらえる学生とそうではない学生と差が開くように、女性の中でも人気格差があるのです。女性の申し込みの多さを決めるのは、年齢と外見です。そして会ってから次に進むかどうかは、コミュ力次第です。  申し訳ないのですが、優実さんは婚活女性の中で特に人気がある「いい女」ではありません。
次のページ 
人気を上げても解決しない、彼女自身の問題とは
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ