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“大根役者”とかつて酷評の37歳が女優として開花!朝ドラを“フリ”にやさぐれキャラまで。夫のゲス不倫が背景か

清楚系とはほど遠いやさぐれた人生を歩む元マドンナ

『アイのない恋人たち』

『アイのない恋人たち』ABCテレビ・テレビ朝日系

 佐々木さんは2024年1月期の恋愛ドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)にもレギュラー出演。  恋愛偏差値が低いワケありの男女7人が織りなす恋愛群像劇で、佐々木さんが演じたのは主人公(福士蒼汰さん)の高校時代の元恋人役。  高校時代は生徒会長をしておりピアニストを目指していた学園のマドンナだったものの、現在は夜職(水商売)などをしており、男をとっかえひっかえ。主人公と久しぶりに再会したときも、不倫からの略奪愛で交際していた中年男性との別れ話の真っ最中で、半狂乱になった男から「一緒に死のう」と首を絞められる修羅場を演じていました。  佐々木さんは、落ちぶれて清楚系とはほど遠いやさぐれた人生を歩む元マドンナという難役を、見事にまっとうしたのです。

「渡部の妻」でい続けることのリスクは高かったが…

 佐々木希さんを語るうえで、避けて通れないのは夫であるアンジャッシュ・渡部建さんの不倫スキャンダル。  かつては芸人のなかではクリーンなパブリックイメージを持ち、数々の有名番組のMCも務めていた彼が、2020年に複数の女性と不倫していたことが報じられ、しかも多目的トイレを悪用していたことがダメ押しになり、好感度が地に落ちたのはご存知のとおり。
 佐々木さんの立場からすれば、夫の収入が大幅ダウンしたのはもちろんのこと、「渡部の妻」でい続けることはタレントビジネスのブランディング的にかなりリスクが高かったでしょう。
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山あり谷ありの経験が演技の幅を…
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