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「ファーストクラスの客室乗務員」が、乗客との会話の“あとで”やっていることは。会話の苦手な人こそ真似したい

 恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験”を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、婚活に「リアルに役立つ情報」をお伝えします。
客室乗務員

画像はイメージです(以下同)

 私の知人で、いつも興味深い話をしてくれる桜さん(仮名・38歳)という女性がいます。桜さんは航空会社に勤務しており、客室乗務員として国際線のファーストクラスを担当した後、指導員になるなど、ホスピタリティ分野のプロです。  桜さんは、見た目は華やかで高嶺の花のような存在に見えますが、とても気さくで同性からも好かれるかわいらしい女性です。プライベートでは都内の一等地にあるタワーマンションに、夫と子ども2人と共に住んでいます。夫は元大手広告代理店勤務で、現在はフリーランスで活躍する、いわゆるエリート。  今回は、婚活女性が理想とするものをすべて手に入れたように見える桜さんがこっそりと教えてくれた、婚活でも日常でも使えるコミュニケーション術を紹介します。

CAの会話テク。相手に“継続的な関心”を向ける

 桜さんが婚活で使っていたテクニックの一つ目が、相手に対して、継続的な関心を持つこと。これは、1回話しただけで終わらずに、その後も継続的に相手に対してこちらから話しかけ、気にかける姿勢を見せることです。 飛行機のファーストクラス これは、桜さんが客室乗務員の仕事で日常的に行っていたそうです。たとえば、機内が寒いのでブランケットが欲しいとお客様からリクエストがあった場合、ブランケットを持っていくだけでは終わらせません。  フライト中はもちろん、飛行機から降りる際などにも、「寒くないですか?」「フライトは快適でしたか?」と、継続的に相手に話しかけ、関心を持つようにするのです。すると、お客様からも「最後まで顔を覚えてくれていて、ありがとう」など、感謝の言葉をよくいただくそうです。

「自分の興味がない話はできない」と嘆く人たち

 婚活では、相手について関心を持つことが大切です。相手が好きなことや趣味など、「相手にまつわること」に興味を持って会話を投げかけることで、会話が生まれます。一方で、婚活女性からは「相手の趣味や好きなことでも、自分が全く興味がない話はできない」という悩みもよく聞きます。  先日、真美子さん(仮名・39歳/公務員)という女性から、男性との会話について悩みがあるから話を聞いてほしいと連絡がありました。「デート中、いつも男性と話が続きません。理由は自分でもわかっているのですが、自分が興味がない話だと、全然会話が続かないんです。そうすると場がしらけてしまうんですよね……」という相談でした。  中には「自分の興味のあることしか話せないなんて、信じられない」と、驚く人もいるでしょう。でも真美子さんだけではありません。婚活中の方の中には、この手の悩みを抱えている人も意外と多いんです。
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大事なのは「○○」という姿勢を見せること
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