節電よりずっと効く!毎月引き落とされてる“うっかり”なお金を撲滅するコツ
ファイナンシャルプランナーの齋藤めぐみです。日々、マネー情報から節約術、ドラッグストア活用術まで、暮らしに役立つお金の知識を発信しています。
今回は、私自身が「サブスク&定期購入の見直し」で月3万円の支出を削減した実体験をご紹介します。例えば、節電であちこち電気を消しまくっても月1000円減らすのは大変ですが、“うっかり出費”を見直すのは手っ取り早い節約です。
節約と聞くと、「何かを我慢すること」と思いがちですが、実際は“使っていないのに支払っているもの”を手放すだけで、お金の流れが大きく変わります。むしろ、暮らしと気持ちにゆとりが生まれ、「好きなもの」にしっかりお金が使えるようになりました!
はじめに手を付けたのは、動画サブスク契約の見直しです。
というのも、以前の私は、話題の作品をきっかけに気づけば5つ以上の動画配信サービスに登録しており、月額合計は6,000円を超えていました。
しかし今では、平日はほとんど利用しておらず、しばらく観ていないサブスクも複数あることが発覚したのです。さらに、何となくダラダラとドラマを流しっぱなしにしていることもあり、これでは「時間もお金ももったいないかも…」と感じました。
そこで、一度すべてを解約し、「観たい作品がある時だけ、期間限定で利用」するスタイルに切り替えることに!
そのうち、NetflixとAmazonプライムの“解約し忘れ”術を紹介します。
■ Netflixはプリペイドで、ムダなく楽しむ
Netflixなら、コンビニなどで2000円〜のギフトカードが購入でき、アカウントにチャージして視聴可能。
私は広告付きスタンダード(月額890円)を選んでいるので、2000円分で2カ月+7日ほど使える計算になります。チャージ残高は日割りで自動繰り越しされます。
設定も簡単。アカウント画面から「ギフトカードまたはプロモーションコードを利用する」を選び、カード裏面のPINコードを入力するだけ。クレジットカードなしでも始められるので、支出管理もしやすくなりました。
1ケ月だけ入りたい場合はギフトカードだと余ってしまうので、クレジットカードでいったん入会してすぐ解約すればOK。解約しても1ケ月間は見られるので、解約忘れが防げます。
■Amazonプライムは細かい金額で都度チャージ
Amazonプライム(月額600円)も、Amazon eギフトカード(チャージタイプ)を使えば必要な分だけ入金できます。
Amazonのサイトで金額を自由に指定できるため、「今月だけ使いたい」といった時にもぴったり。自動更新を避けたい人は、会員情報ページから「自動更新をオフ」にすることをお忘れなく。
コンビニで売っているAmazonギフト券も使えますが、1500円~なので、Amazonプライム2ケ月+残りは買い物に使うことになります。
こうして“使う時だけ支払う”スタイルに切り替えたことで、月々6000円以上かかっていた視聴費用は1000〜2000円台に。気持ちのメリハリもつき、以前より作品をしっかり楽しめるようになりました。
“入りっぱなし”だった動画サブスクを見直し
プリペイドを使えば“解約し忘れ”を防げる

