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チャラい後輩男子の実家で…お母さんが教えてくれた“反則級に可愛いひと言”。そんなの惚れるしかない!

難易度の高いゲームで、八方塞がりになった時

それ以来、頻繁に健一さんの家に行きゲームを進める日々が始まりました。 「一緒にメモを取りながら謎を解いていると、学生時代に初めてできた彼氏と一緒に宿題をしている時みたいだなと、ひとりでエモい気持ちになったりしましたね」 ですがこのゲームはかなり難易度が高く、途中で壁にぶち当たり八方塞がり状態に陥ってしまったそう。 「私はもうゲームの続きが気になって仕方がなかったので『もうYouTubeのネタバレ動画を見てスッキリしちゃおうよ』と健一くんをそそのかして、ゲームを途中で投げ出そうとしたんですよ」 するといつもはヘラヘラしている健一くんに「せっかく一緒にここまで頑張ってきたんだから、時間がかかっても最後までやりぬかないと」と真面目な表情で言われてしまい、安易に楽な道を選ぼうとした梨乃さんは自分を恥じました。 「健一くんて結構しっかりしているし、頼り甲斐があるなと思ってしまいました。そしたらさらに『それにゲームが終わっちゃったら、もう梨乃さん、家に来てくれなくなるでしょ?』とはにかんだ笑顔で言われて、えー! それってどういう意味? と、急に彼を意識するようになってしまって」

その後、お母さんから聞いた「意外な真相」

そして結局は梨乃さんから告白するかたちで、2人はお付き合いをするようになったそう。
お母さんのひと言

※画像生成にAIを使用しています

「付き合うようになってからお母さんに『実は、梨乃ちゃんが初めてこの家に来る時ね、健一に、俺の好きな子が来るからよろしくねって言われていたのよ。上手くいって本当に良かったわ』と言われて、嬉し恥ずかしい気持ちになってしまいました」 ちなみに、まだゲームはクリアできていないそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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