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苦手な虫退治が「ゾンビ映画級の大騒動」に!スリッパで叩いたら…“まさかの展開”に絶叫した夜

ハイテンションで勝利の一食を堪能

そうしてようやく害虫退治に成功した友理奈さんと祐実さんは、やっと一息つくことができました。 「何だかとてつもない達成感があり、朝日に照らされていたら妙にテンションが上がってしまった私。気がついたら『今から築地場外市場に朝ラーメン食べに行こうよ! お礼に奢るから』と言って、祐実とタクシーに乗っていたんですよ」 そして2人は勝利の打ち上げ気分で美味しいラーメンを食べ解散しました。 「ですがまたいつあいつが侵入してくるかも分からないので、殺虫剤やバルサンを買い込みました。虫除けに効果的だといわれているアロマティカスというミントのような香りがする植物も、ベランダで育て始めました」

新たな扉が開いてしまった

それ以来祐実さんは、あの日の朝ラーメンの味と突発的なお出かけのワクワク感が忘れられないようで「またGが出たらいつでも呼んで! でもその代わり朝ラー忘れないでね」と催促してくるそう。 「今のところあれからGは出ていませんが、もしこんなことが定期的に続くのであれば引っ越しも視野に入れて考えなきゃなと思う程にうんざりしてしまいましたね」 「でもずっと食べてみたいと思っていたけど、腰が重くて二の足を踏んでいた朝ラーメンに行けたことは良かったなと思っています。新たな扉が開いてしまった感じです」と微笑む友理奈さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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