夫が母親を嫌う理由がわからなかった私→ある日“決定的瞬間”を目撃。さらに衝撃の事実が…
夫の口から語られた「義母の不倫」が衝撃的すぎた
義母が不倫をしているかもしれない。その事実を、ゆりさんは光博さんや義父に伝えるべきか迷いました。
「表面上、平和な家庭なんていくらでもあるし、見なかったフリをしようかとも思いましたが、夫にだけは話そうかなと……」
そこで、帰宅後、自分が見た光景や相手の特徴を光博さんに話しました。すると、光博さんの口から出たのは「まだ、あいつと切れてなかったのかよ!」という怒りの言葉。
光博さんが言う「あいつ」とは、光博さんと大学時代の同級生である一樹さん。実は光博さんの21歳の頃、一樹さんと義母は不倫関係になったことがあったのです。
「夫は、2人が寝室で営んでいるところを見てしまったそうで……。それが原因で義父は離婚を考えたそうですが、結局、惚れた弱みで許し、元通りの生活に戻ったとのことでした」
しかし、光博さんはその後も実家近くで一樹さんと義母が一緒にいる姿を何度も見かけたことがあったそう。ただ、もう一度、家庭に波風を立てたくないとの思いから2人の関係を見て見ぬフリしてきたのだとか。
すると、30代になった頃、一樹さんは別の女性と結婚。2人の関係は終わったのだと安堵しましたが、母親に対する嫌悪感は消えませんでした。
不倫相手を突き止めたくて義母にカマをかけてみたら…
「でも、私は一樹さんを知らないので、『カフェで義母と一緒にいた男の人は、もしかしたら一樹さんじゃないかもよ?』と、夫に言ったんです。そしたら、夫は『直接聞きに行く』と言い出して……」
ゆりさんは、そのまま興奮する光博さんと共に義父母宅へ。光博さんは玄関を開けるなり、ゆりさんがカフェで密会を見た日づけを義母に言い、「一緒にいたの、一樹だろ!? 年とっても、同級生だから分かるぞ! 俺、見たんだから!」と問いただしました。
すると、義母は少し目を泳がせた後、「私はその日、そんなお店に行ってないよ。人違いじゃない?」とごまかしたそう。その姿を見て、ゆりさんは「クロだ」と確信しました。
結局、義母の密会は“光博さんの勘違い”として処理されましたが、この日を機に、義母に対するゆりさんの気持ちは大きく変化しました。
「息子の同級生に手を出す母親なんて、普通に考えて気持ち悪い。夫があれほど嫌うのも当然です。私は義母といろいろなところに出かけていたから、行動範囲を知っているので絶対に不倫の証拠を掴んでやりたい」
身近な人の“裏の顔”は衝撃的で、残酷な事実をもたらすことも多いもの。ゆりさん夫婦はこの先、いったいどんな真実に辿り着き、義母にはどんな未来が待っているのでしょうか。
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<取材・文/古川諭香>古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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