200円台〜のミニストップおにぎりが“おにぎり専門店並み”のボリューム&美味しさを実現できるワケ
ミニストップと言えば、おにぎり。
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています
米の価格高騰で揺れる中、コンビニ各社はおにぎりを少しでも安く提供するために“おにぎりフェア(値引きキャンペーン)”を開催しています。
またローソンでは古米を使った「ヴィンテージおにぎり」を販売すると発表して一部で批判が上がるなど、おにぎりに関するニュースは次から次へと……。うれしいようなハラハラするような状況の中、もっとしっかりテンションが上がるようなトピックスはないだろうか? と探していたときに、あるうれしい話が思い浮かびました。
三大コンビニの値引きもありがたいけれど、ミニストップの「店内手づくりおにぎり」がX上で大絶賛されているではないですか! みなさん、ご存知でしょうか?
そこで今回は、「激うま!」と称賛されるミニストップのおにぎりの魅力を、実食しながらお届けしたいと思います。
全国に1821店舗(2025年5月時点)を展開するミニストップでは、2010年から、店内手づくりにこだわったおにぎり商品が販売されています。
店内には“店内手づくり”の専用コーナーがあり、実際に足を運んでみればその魅力は一目瞭然。おにぎり専門店のようなこだわり具材がたっぷり入ったボリューム満点のおにぎりがドーンと並んでいるのです。この光景はしみじみ幸せな気分に……。
具材を詳しく見ていくと、から揚げマヨ、北海道焼鮭、塩さばなど。また期間限定の具材が登場し、過去には黒毛和牛焼肉、うなぎごはん、伊勢志摩海苔佃煮、煮たまご、海鮮かき揚げなど、驚くような逸品が。コンビニとは思えないレベルで、ワクワクが止まりません。まずは気になるものを購入して、ひとつひとつ味を確かめてみることにしました。
今回単品で購入したのは、4種。4種チーズおかか(280円)、高菜明太(280円)、玉子焼き明太(280円)、肉そぼろ(卵黄ソース入り)(302円)。価格はいずれも300円前後でしたが、同シリーズのおにぎりは、北海道産焼しゃけや日高昆布(しそ風味)など237円からそろっています。
手に取ってみて感動するのが、サイズ感。厚さは4.5センチ、高さは7.5センチで、一般的なコンビニおにぎりと比較すると2倍以上ありそうです。握り方もチルドケースに並ぶおにぎりとは違い、ごはんのふっくら加減におにぎり全体のずっしり感が見事に調和しています。