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宇垣美里「この世界は“普通”じゃない人にあまりに厳しい…」それでも世界と自分を愛し続けられる理由

互いが存在する、そのことだけでずっと強くあれる

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』「あんたらしさがなんで弱みなの?」「お前らしさは弱点にはならない」そうまっすぐに肯定し合う様子に、なんだか見ている私までぎゅっと抱きしめられたようだった。  たとえ会う頻度が下がっても、お互いがお互いの一番ではなくなったとしても、彼らはきっと互いが存在する、そのことだけでずっと強くあれるだろう。  耳にポリ袋をかけていつでも吐いていいよう準備万端に授業を受けているジェヒの様子に、かつての酒汚い友人たちを思い出して吹き出してしまった。どうやら大学生の愚かさは日韓共通みたい。 ●『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』 配給/日活、KDDI 全国ロードショー中 ⓒ2024 PLUS M ENTERTAINMENT AND SHOWBOX CORP. ALL RIGHTS RESERVED. <文/宇垣美里>
宇垣美里
’91年、兵庫県生まれ。同志社大学を卒業後、’14年にTBSに入社しアナウンサーとして活躍。’19年3月に退社した後はオスカープロモーションに所属し、テレビやCM出演のほか、執筆業も行うなど幅広く活躍している。
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