“たった1杯のそうめん”で恋が終わった…「絶対に見られたくない私」を見た“彼のひと言”が忘れられない
夏の風物詩である、そうめん(素麺)。暑くて食欲が湧かなくてもツルッと食べられるのが魅力ですよね。
今回は、そんな“そうめん”がきっかけで、彼との関係に亀裂が入ってしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。
飯塚佳代さん(仮名・29歳・契約社員)は婚活アプリで知り合った加藤智也さん(仮名・36歳/メーカー勤務)とお付き合いをすることになりました。
「お互いに初めてマッチングした相手だったので、最初のデートから何か運命的なものを感じて、いきなり結婚の話題になって盛り上がったんですよね。そして2回目のデートの時にはもう智也さんにお付き合いを申し込まれOKしたんです」
智也さんのことを知るのはとても楽しく、話をする度に新鮮な発見があったそう。
「ですがちょっと引っかかるところがあって。実は智也さんて、とても食が細いんですよ。私は食いしん坊だしわりと食べる方なので……何だか恥ずかしくて、一緒に居る時には思いきり食事を楽しむことができなくなってしまったんですよね」
佳代さんがそれまでお付き合いしてきた男性は、よく食べる人ばかりでした。
「なので最初のうちは智也さんに対して『本当にこれしか食べないの? 嘘でしょ?』と毎回驚きましたが、それ以外は結婚相手として申し分のない相手なんです。だから、とにかく嫌われないように自分も小食の振りをして、1人になった隙にこっそりお菓子やカップラーメンで空腹を満たすようになっていったんです」
そんなある夏の日、智也さんが「今日の夕食は僕が作るよ」と佳代さん宅のキッチンでそうめんの準備をしてくれたそう。
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画像はイメージです(以下同)
食事中に、素が出せなくなってしまった私
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