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もう彼なしでは生きられない体に…元TBSアナ・39歳おひとり様の私を支える“完璧なパートナー”の正体は

ダイソン氏なしでは生きられない体に

アンヌ遙香

愛犬リリー

 私と愛犬がお散歩に行ってる間に、私が仕事に行っている間に、私がちょっと近所のコンビニに買い物に行っている間に、代わりにせっせと家の中をくまなく掃除してくれていたダイソン氏は、私に酷使されたせいで体調を崩し、今は実家である工場に帰ってしまっているということでしょうか。  ごめん!  まあとにかく、仕事から帰ってきて床を見ると、あっという間にほこりがうっすらと積もっている光景はなんとも切ない。夜帰宅してからわざわざクイックルワイパーを出して掃除をする気にもなりません。  一丁やってみるかとハンディクリーナーを取り出してみても、  吸引力レベルで言えば、ダイソン氏が100だとしたら、ハンディ氏はレベル2。本当に真面目に掃除してんのかと正直どつきたくなるくらいの代物。  あー、なんということでしょう。  私はもうダイソン氏なしで生きられない体になっていたのです。沼りまくりじゃん!  そのことに気づいてから、私は毎日毎日、ダイソンがいつ私のもとに帰ってくるのかと指折り数える日々が続きました。

帰ってきたダイソン氏に感激

リリー 離れてみてわかる。私がいかに彼に支えられていたか、私がどれだけ彼を愛していたか。  そんな切ない思いがピークを迎えたとき、丁寧に梱包された状態で、ダイソン氏はやっと帰還。抱きつかんばかりに出迎え、箱をすぐにこじ開けた私。  会いたかった、会いたかったと呟きながら充電ポートを秒で(すぐに、ではなく、秒で、です)壁に取り付け、さっそく彼を充電しようとポートに設置したところ……。  なんと、もうすぐに掃除ができるようにフル充電の状態で送り返されてきてるじゃないですか!  ダイソン、どれだけ仕事できるの!?  その20秒後にはもうすでに彼を稼働させていたのでした。はい。もうすでに彼を酷使しています。ほほほ。  私にとって、このダイソン氏は、完璧に家事をやってくれるスペシャル従順な恋人のようなもの。いや私は今回の件でもう彼と結婚しようと決めました。  ダイソン君。私の一生のパートナーでいてください。あ、故障はもう勘弁で。毎日掃除よろしく。 <文/アンヌ遙香>
アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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