不倫しても「スポーツで信頼回復」に違和感…錦織圭の不倫問題に見る“女性だけが不利益を被る”ナゾ
6月19日に週刊文春によってモデルの大口あづ記さんとの不倫が報じられたテニスの錦織圭選手。世界的なトップテニスプレーヤーの不倫報道は話題となりましたが、その社会的制裁があまりにも錦織さんと大口さんとでは違うのではないかという見方がなされています。
錦織選手は2020年に元モデルの観月あこさんと結婚し、2人の子どもにも恵まれました。
結婚当初は観月さんに対して「モデルが知名度や金目当てで結婚したのではないか」「錦織選手はどうして彼女と?」といった批判が起きていたことも事実です。しかしフタを開けてみれば、観月さんは慣れない海外で男の子2人を育て、錦織選手のテニス生活を支えていました。
そこにきて、今回の不倫は錦織選手が単独で日本に帰国していたときに大口さんと密会しているところを週刊誌がキャッチ。錦織選手が大口さんと出会ったのは、観月さんとの結婚式の直前という一部報道もあることから、応援していた人たちから強いバッシングがありました。
また週刊誌に撮られた写真では錦織選手と長らくスポンサー契約を結び、アンバサダーとして起用していたユニクロの洋服を着用していたことも話題に。
この報道が出た後、錦織選手は不倫の事実を認めて謝罪文を発表。「テニス競技に集中し、結果を出すことによって皆様の信頼を取り戻せるように精進いたします」とも綴っていました。
一方で不倫相手の大口さんは不倫報道が出る前に所属事務所を退所し、SNSはほとんどを削除し、インスタグラムのみ非公開という対応をしていました。広告やCMなどに出演し、これからも活躍すると思われていた大口さんはモデル業の休業状態となっています。
不倫は当事者が悪いのは当然ですが、独身の大口さんはキャリアが断絶され、ここまで社会的制裁を受けているにも関わらず、既婚者の錦織選手は今までと変わらずテニスに集中できるという2人の待遇の落差には否定的な意見が寄せられていることも事実です。
錦織圭の結婚と不倫発覚
不倫報道後の大口さんと錦織選手の明暗
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