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「円安で海外旅行はムリ」と言ってる人に教えたい!旅好きの私が見つけた“コスパ最強の国”とは

移動も快適!ベトナム各都市の魅力と移動事情

大木優紀 ベトナムには日本から直行便でいける魅力的な都市がたくさんあります。  北部の首都ハノイは、四季があり日本と似た気候。歴史ある街並みが残り、落ち着いた雰囲気が魅力です。南部のホーチミンは近代的なビルが立ち並ぶ一方で、市場の活気などローカルな空気も健在。熱帯気候で南国らしさを感じられます。  そして、今回、私がおすすめしたいのは、中部にあるダナンという都市です。  ダナンは海沿いのビーチリゾートとして知られていますが、世界遺産の街、ホイアンにもアクセスしやすいのが特徴です。海辺でのんびりしながらも、少し足を伸ばして、異世界のような古い街にも触れる。そんな贅沢な旅が叶います。  ただし、ダナンは空港から、ホテルが立ち並ぶビーチエリアまでアクセスが大変よく、車なら、15分で到着します。そんな移動に便利なのが、配車アプリの「Grab(グラブ)」です。  日本だとハードルが高いタクシー移動も、ダナンでは空港からホテルまでGrabを使えば600円くらいで移動できてしまうんです。  私はベトナムに滞在しているときは、Grabをかなり使っていました(笑)。日本のタクシーの7分の1くらいで利用できるイメージです。移動費がもともと安い国だからこそ、こういったところにお金をかけても心理的な負担がない。体力もかしこく温存しながら「ちょっと贅沢」が気軽に楽しめるのも、ベトナム旅行の魅力だと思っています。

朝は屋台で180円、夜はホテルで贅沢ディナー

 そして、旅行で欠かせないものといえば、やっぱり「食事」ですよね。  ベトナムといえば、フォーやバインミーといった定番のローカルフードがとにかくおいしい! それだけで旅の満足度がグッと上がると思います。 私が食費でいつも意識しているのが、「メリハリをつけること」。安く済ませるだけじゃなく、「どこで抑えて、どこでしっかり楽しむか」がとても大事なんです。  たとえば、朝ごはんやお昼ごはんは屋台やローカルなお店で食べる。フォーなら一杯300円くらい、バインミーならなんと180円ほどで食べられます。どちらも安くて十分に美味しい。地元の人たちで賑わっているお店も多いので、「現地の雰囲気を味わいながらの食事」という体験にもなります。  一方で、夜ごはんはちょっと落ち着いた雰囲気のあるホテルのレストランや高級店で。高級といっても、3000~5000円くらいあればかなりしっかりとしたコース料理も楽しめます。  日本なら少し躊躇してしまうような場所でも、ベトナムなら気軽に「今日はちょっといい日にしよう」と思えるのがうれしいですよね。この「昼はローカル、夜はちょっと贅沢」みたいな食事のバランスこそ、ベトナム旅行での楽しみのひとつです。
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絶対外せない!スパで叶える“ご褒美リセット”
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