26歳新人歌手の“有名すぎる父親”にビックリ!名前の由来にも注目
木村文乃とSnow Manラウールが共演するドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)が、毎週木曜日よる10時から放送されている。
三島由紀夫が戦後に発表した小説『仮面の告白』を読んで、グイド・レーニというバロック期の画家の名前を知ったとき、代表作『聖セバスチャンの殉教』の画風と合わせて随分美しいアーティスト名だなと思った。
この画家の名前と何か直接的な関係性があるわけではないのだけれど、最近知った日本のアーティスト名も同じような響きで、不思議と類似する美的世界を感じた。その日本のアーティスト名は、レイニ。
どうやら本名であり、漢字があてられているらしいのだが、公表はされていないみたい。アーティスト本人が醸すはかなげな美しさはまさに美術館の展示品のように凛としている。絵画的なアーティスト名を持つレイニがどんなあて字なのかさらに気になる……。
ホスト役を演じるラウールの前髪が風になびく色っぽさを特筆しておきたい一方で、気持ちはひたすら“耳福”な主題歌にもっていかれる。 主題歌「Spiral feat.Yura」は2025年1月にメジャーデビューしたばかりのレイニによるデュエット曲。レイニというこの美しいアーティスト名にはある由来があるのだが……。 “イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、絵画的であり音楽的でもあり、徳永英明の次男でもあるレイニの音楽性を解説する。
絵画的なアーティスト名
音楽的でもある理由を謎解き
気になるついでにいうと、レイニというアーティスト名は、絵画的であるばかりか音楽的でもある。理由は彼の名字に関係している。あて字がわからないのでアーティスト名として表記すると、フルネームは「徳永レイニ」。 謎解きのように姓名を追うだけで面白い。これまた正式には公表されていない情報らしいのだが、レイニという名前の由来は「徳永」姓のある有名アーティストの代表曲からきているらしいのである。 曲名はたぶん誰もが知っている。「人影も見えない 午前0時」という歌い出し。徳永英明が1986年にリリースしたデビューシングルにして名バラード曲「Rainy Blue」である。「レイニー」の「イ」と「ー」を入れ換えていたら、上述した画家と同じ名前だったよなだなんて勝手に想像してみたくもなる。


