日本はパスポート保有率わずか17.5%…「若者の海外旅行離れ」3つの理由とは
私が信じる“旅の価値”
若者がもっと自由に、海外へ行ける未来をつくりたい
今、日本は国際的に存在感が薄れてきているように感じます。国内でも、焦燥感や閉塞感、そしてどこか海外に対する劣等感のようなものが漂っているのかもしれない。
このような状況の中で、このまま日本人がますます内向きになり、パスポートの保有率も上がらないような状況が続くとしたら……。私はそれを、あまり良いことだとは思っていません。
だからこそ、若い世代がもっと気軽に、もっと自由に、海外へ飛び出していけるような環境を作りたい。最初の一歩は、きっと「海外旅行」でいいんです。難しいことじゃなくて、ただ行ってみる。それだけでいい。
私自身は、その「はじめの一歩」を後押しできる存在でありたいと思っています。
だから、デジタルの力を使って、海外旅行のハードルを下げていきたい。アプリ一つで、まるでECサイトで、水を買うみたいな感覚でチケットを手配できて、パスポートさえあればすぐに飛び立てる。
そんな世界を作っていきたいなと思いながら、仕事をしています。
今回のテーマ、「若者の海外旅行離れって本当ですか?」という問いに対しては、残念ながら「本当」なのかなと思います。
でも、私はそれを変えたいと思っているというお話でした。
皆さんはどう思いますか?「若者の海外旅行離れ」について、ぜひコメント欄で教えてください。
【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」
<文/大木優紀>大木優紀
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母


