
多分アルデンテ、多分ね
まずは「葉ニンニクのペペロンチーノ」から実食。お恥ずかしい話、“アルデンテ”の定義はいまいちわからないが、おそらくアルデンテ。パスタはモチモチ感がありつつ、芯のかたさも感じられた。

オリーブオイルの風味がオシャレ
また、ブラックペッパーやニンニクの香りがありつつも、オリーブオイルの風味がしっかり立っていた。プチトマトには甘みがあり、全体的に品のある味わい。食べながら「ビールではなくワインだったかも……」という後悔が浮かぶほど、塩味や油っぽさは控えめだった。
次に「彩り野菜のとろとろチーズオムレツ」。こちらも「葉ニンニクのペペロンチーノ」同様、さっぱりとした印象。

彩り豊かで可愛い
パプリカやズッキーニには青臭さがなく、野菜のうまみをしっかり感じられる。さりげなくマヨネーズの香りが漂い、どこかマカロニサラダのような雰囲気もあるが、あくまで自己主張は控えめ。卵と野菜の味を邪魔しない。

救世主
とはいえ、ビールを頼んでしまった筆者は、「
ブラックペッパーを振りかけまくりたい!」と、ジャンクな味に“改悪”したい衝動にかられた。そこで無料でオーダーできる粉チーズを招集。粉チーズをかけることで味に粗さが加わり、ビールとの関係性向上に成功した。
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「プロント」で飲んでみたが、やはり他のチェーン店よりは少し高い。ただ、店内は静かで、多少割高なのも納得できた。また、今回はワインに合いそうなメニューばかりを注文したが、ビールに合うメニューも少なくないはずだ。いろいろな料理とドリンクの組み合わせを探してみるのも面白いかもしれない。
<写真・文/望月悠木>
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フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):
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