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幼い娘と一緒に世界一周を2回した女性に、“親子旅の本当の価値”を聞いてみた「英語力よりも…」

母親が我慢しすぎないからこそ見える世界を大切に

大木さんの子どもたち かかさんは、これまで親子で何度も旅を重ねてきた中で、お互いの世界が広がっていく感覚を何度も経験してきたといいます。  母になると、いつの間にか「子どもファースト」の選択を無意識にしていたり、「今は無理かな」と、自分の願いや楽しみを後回しにしていたりすることもあるかもしれません。  でも、かかさんは言います。 「母親が我慢しないことで、親子の間に生まれるものがあるんです」  旅に限らず、母である自分が「やってみたい」「行ってみたい」「見てみたい」と感じたことを、素直に行動に移すこと。その背中を見せることが、結果として、子どもにとっても自分を大切にするという生き方のヒントになるのではないかと感じました。  昔、自分が夢中になっていたこと。今、ふと気になっていること。そんな気持ちを思い出したとき、ほんの少しだけ、自分の心に素直になって旅に出てみるのもいいのかもしれません。 【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」 <文/大木優紀>
大木優紀
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母
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