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次の“朝ドラ”母役に“24年前のヒロイン”が帰還 体重増や肌荒れで見せる“リアルな中年像”…別人レベルの役作りが話題に

『その女、ジルバ』で体重増に肌荒れ…役作りの鬼気迫る覚悟

 2021年、池脇さんが9年ぶりに連ドラ主演した『その女、ジルバ』(フジテレビ系)では、そのビジュアルのインパクトが強烈でした。
『その女、ジルバ』池脇千鶴さん

画像:吉本興業株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

『その女、ジルバ』は、婚約者に浮気されて別れ、職場では望まぬ異動を言い渡され、人生に絶望したまま40歳となった冴えない女性が主人公。そんな彼女が、熟女バーで働き出して仲間たちとの絆を深め、ホステスとして新たな人生観を得ていくという物語です。  なんと池脇さんはこの冴えない主人公になりきるために、あえて体重を増やして頬をたるませ、さらにはわざと肌を荒れさせるという役作りを敢行。そして演技では背中を丸めて自信がなさそうな雰囲気を醸し出し、あまりにリアルな中年女性を演じて視聴者を驚かせたのでした。

「誰かわからない」レベルの変貌にSNS騒然

 昨年の『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)には、娘の闘病を支える母親役で出演。こちらでも老けて見える体型や表情を追求し、くたびれた中年女性を好演しており、SNSなどをザワつかせたのです。  そして極めつけは、今年放送された『秘密 ~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)にゲスト出演したときの変貌ぶり。
 池脇さんが演じたのは、父親の介護とコンビニ勤務で人生に疲弊する中年女性で、バイトの若い同僚男性を刺し殺してしまう殺人犯。ふくよかな体型にほうれい線が深く刻まれた顔に丸メガネ、老け込んで見える薄メイクをしており、劇中では醜く哀れなオバサンという扱いをされていたのです。 『その女、ジルバ』の頃は、激変と言えどもその人物が「池脇千鶴」であるとすぐに認識できるレベルでしたが、筆者は正直、『秘密』を視聴していた際に彼女を見ても、「池脇千鶴」だとわからなかったほど、別人レベルの変貌ぶりだったのです。エンドクレジットで「池脇千鶴」という表記を見て、驚愕したのでした。
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「奇跡の○歳」とは対極のリアリズム俳優
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