――わかさ生活さんとのコラボレーションの経緯も気になります。

グッズでは、特にTシャツの人気が高いとのこと
川中:これは私がわかさ生活さんとの親和性を感じ、営業をしたことで実現しました。わかさ生活さんは京都、当社は大阪で同じ関西圏で活動していること、共にSNSで話題になりやすいこと、コミックマーケット104に出展していたなどの共通点があり、お声掛けしたところ、快くお引き受けいただきました。
わかさ生活さんがXで「ブルブルくんは『家庭科のドラゴン』、リトルボブドッグ、スキップバニーの中の、どのキャラクターとコラボレーションするべきか」というアンケートを実施しました。「おそらく『家庭科のドラゴン』だろう」と思っていましたが、やはり圧倒的な票差で、家庭科のドラゴンになりました。
キャラクターデザインを全面に出したかったので、Tシャツは譲れなかったのと、あと家庭科を意識して、ナップザック、トートバッグも販売しました。このコラボレーションもXで盛り上がり、特にTシャツはあっという間に売り切れてしまいました。
――家庭科のドラゴンの他に、コラボを推したいキャラクターはいますか?
川中:どのキャラクターもおすすめですが、コラボキャラクターとして推したいのは、平成当時人気だったスキップバニーです。
スター、ハート、ムーン、フラワー、シャインの5匹のキュートなバニーが天上界と地上界の隙間のポップでラブリーな物だけで作られた世界で暮らしています。平成を感じさせるポップなデザインで、以前はリトルボブドッグやブラックドラゴンと並ぶくらいの人気があり、ぬいぐるみやクッションステーショナリー、生活雑貨などのジャンルで活躍していました。今は露出が減っていますが、「かわいい」と「元気」をぎゅっと詰め込んだスキップバニーは、グッズとして持っているだけで気分がぱっと華やぐ。そんなキャラクターです。
あとは、DOUR MOU(デュールムー)というノスタルジックな優しい雰囲気のクマのキャラクターもおすすめです。CoCo壱番屋さんやその他飲食チェーン店などで使用されている子ども向けのお皿やカトラリーのデザインに採用されていて、こちらも「見たことがある!」となるキャラクターの1つです。

平成当時人気だったスキップバニー。5匹はおしゃべりやおしゃれを楽しみながら過ごしているそう