Lifestyle

50代・築56年団地暮らし。シンプル派から“観葉植物と雑貨のある暮らし”へ変化した理由と、ごちゃつかない工夫

インテリア・雑貨は譲り受けたものが多い

作業スペースには門柱用の間接照明を取り付けている

作業スペースには門柱用の間接照明を取り付けている

 南向きのベランダがあり、昼間は照明いらずの明るさ。間接照明がいくつも置かれているのは、「ひとつだけだと寂しいからかな」とShihoさん。 「ゴールドの照明は、本来は門柱用のものを彼が取り付けてくれました。部屋の中央のものは裸電球に布をかぶせただけ。ひとつの照明で部屋全体を照らすより、いくつか灯りを散らすほうが好きなんだと思います」  壁にある照明のスイッチには、なんと息子さんが生まれたときの“へその緒”がスイッチ紐として取り付けられています。 「一般的には一部分だけ残すと思うのですが、助産師さんが全部とっておいてくれたんです。すごく丈夫なので電気をつけるのに活用しています(笑)」 Shihoさん 部屋には、パートナーが扱う雑貨から選んだ巣箱や、友人から譲り受けた天使の飾りも。
壁には天使の飾りや巣箱が

壁には天使の飾りや巣箱が

「私が神様や像に興味があるのを知っている友人が、インドや日本の神様、西洋の天使まで、いろいろ持ってきてくれるんです」

色彩豊かなインテリアでも調和がとれている理由

トロ箱でできた椅子

トロ箱でできた椅子

 リビングとキッチンに置かれた数字の書かれた椅子は、魚を入れるトロ箱を使って作られたもの。 「近くにある卸売市場で使われていたのだそうです。市場の中の喫茶店で使うために作ったと聞きました。知り合いの寿司屋の大将が手に入れたその椅子をもう使わないと聞き、私がもらってきました」  雑貨や家具、クロス類など色彩豊かなインテリアでも、部屋全体で調和が取れている理由についてShihoさんはこう話します。 「同じ色のものが部屋に3つあると、まとまって見えるらしいんです。例えば、リビングの扇風機と、ダイニングの棚と、観葉植物の鉢の色がミントグリーンだったり。そこまで厳密に意識しているわけではないけど、なんとなく同色を入れていますね」
ミントグリーンの棚

ミントグリーンの棚

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