
ところが、ある晩のこと、リビングに脱ぎっぱなしだった彼のスーツをハンガーにかけようとしたところ、ポケットに見慣れないスマホが入っているのを発見。この時点で「ひょっとして……」と嫌な予感がしたそうです。
「彼はめんどうくさがり屋で暗証番号やパスワードのほとんどを誕生日か大学時代の学籍番号にしているのを知っていたんです。それで試しに学籍番号を入力してみるとあっさり解除。
中身をチェックすると例の浮気相手との関係が続いていて、メッセージのやりとりだけでなく直視に耐えられない2人の卑猥な画像もありました。それでもうムリだと思い、別れることを決意したんです」
このとき夫は入浴中でいつ上がってくるかわからなかったため、証拠の数々を急いで保存。風呂上がりの彼にスマホについて指摘しましたが「会社支給のやつだよ」と何食わぬ顔をしてウソをつかれたそうです。
そこで中身を見たことを告げると謝ってくるどころか「何、勝手に見てんだよ!」と怒鳴られたといいます。
「本当はちゃんと話し合った上で離婚しようと考えていましたが、この彼の態度で署名済みの離婚届を出してしまおうと思いました。それで私も離婚の準備を着々と勧めました。彼にはそのことを一切話しませんでしたけどね(笑)」