失恋後、春香さんは仕事に打ち込みます。
2024年に能登半島地震が起こり、故郷にも津波警報がでました。一人で生きていることが不安になり、婚活の再開を考えます。とはいえ、マッチングアプリに良い思い出もなく、結婚相談所は高額で断念。
もう29歳で、焦りばかりがつのります。
そんな折、「
恋する書店・チャプターズ」という、同じ本を読んだ人同士がマッチするサービスを知ります。選書サービスにマッチング機能が合わさった、ユニークなマッチングサービスのようでした。
興味はありましたが、読書は苦手な春香さん。本を最後まで読み切る自信がなく、すぐに登録することはためらわれました。

ですがその後、たまたま面白い小説に出会って読書を楽しいと思えたことをきっかけに、チャプターズに登録します。
「真面目でちゃんとした人ばかりで、失礼な人や嫌な人がいないんです。トータルで20人近くと話しているのですが、
初対面は読んだ本の話をするからマッチングアプリのデートみたいに消耗しなくて、自然と続けられました」
そして、年上の男性とマッチングします。彼は「どうしてこの本を選んだの?」と質問してくれ、春香さんの内面にも興味を持ってくれました。3回目のデートで付き合うことになります。
30歳の誕生日も彼氏と過ごし、間もなく交際半年を迎えます。

スポーツができて大手企業勤務の春香さんがもし男性だったなら、独身のまま30歳を迎えていた可能性はそこまで高くなかったかもしれません。行動力がある彼女だからこそ、なんとか彼氏いない歴を止められました。ですが、「努力して同じ結果を出しても女性の場合はモテに結びつきにくい」という実態は、女性としてなんとも歯痒いです。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt