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37歳、想定外の妊娠からついに出産!病室は散らかり、なくしもの多発…夫から「だらしない」と言われるも実感したこと

夫婦共々、極度の睡眠不足に

生まれた時から髪の毛フサフサ

生まれたときから髪の毛フサフサな息子

 育児が始まってもうすぐ3週間。息子が昼夜逆転状態なので夫婦で息子の時間に合わせているため睡眠不足でフラフラだ。  深夜1時頃から起き始め、翌朝10時頃まで寝てくれない。抱っこをすれば寝るものの、ベビーベッドに移した途端“背中スイッチ”が入って目を開けてグズる。こんなに睡眠不足が続くのは人生で初めてなので、とてもしんどい。正直、仕事のほうがすぐに目に見えて成果が出るのでラクだと思ってしまう。  夫も寝られないため体力が続かずにつらいとなげているが、息子の顔に頬ずりをして猫可愛がりしている。育児はキツいけれど子どもは可愛いのだ。  睡眠不足に悩み、育児書やネットで調べてみると、「夫婦でお世話をする場合、夜間とお昼を交代制にすると夫婦とも睡眠時間が取れる」とあったので夫に提案したものの、乳をくわえさせないと息子の精神的不安を取り除けないのではないかと言われ、母乳が出ない夫に任せられないでいる。  本当は負担を減らすためにも完全ミルク育児にしたかったのだが、入院していた病院が母乳を推奨しており、母乳前提で指導が始まったため、既に息子が母乳を好きになっておりやめられなくなっている状態だ。  明日は2週間外来。息子にとって初めてのお出かけだ。助産師による外来で主に母乳相談だ。母乳を推奨している助産師には言いづらいが、母乳だけでなくミルクだけの日も作れないか相談してみようと思う。搾乳しないと胸が痛いこともあるが、それよりも睡眠不足がキツいため、少しは休まないと親の身が持たない。  息子は夜間は寝てくれないのだが、代わりに昼はぐっすりと眠るし、ギャン泣きすることがない。こんなに寝てくれているのなら仕事との両立もしやすいのではないかと思っている。  まだ育児は始まったばかり。夫の助けがあり育児をしていけているのだと心から実感している。今後も夫と助け合いながら息子の成長を見守っていきたい。 【連載を初めから読む】⇒連載「ADHDライター、突然ママになる」 <文/姫野桂>
姫野桂
フリーライター。1987年生まれ。著書に『発達障害グレーゾーン』、『私たちは生きづらさを抱えている』、『「生きづらさ」解消ライフハック』がある。Twitter:@himeno_kei
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