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熱でうなされ「栗ごはん」とつぶやいた私。彼が頑張って作ってくれたけど…“気まずすぎる誤解”を訂正できない

 あなたは一緒に寝ていたパートナーに「こんな寝言を言っていたよ」と聞かされて驚いた経験はありませんか?  今回はそんな寝言がきっかけで巻き起こった、女性のエピソードをご紹介しましょう。

過労で発熱、彼氏に看病してもらったら

発熱、病気、体調不良

写真はイメージです(以下同じ)

 羽山佳純さん(仮名・32歳/会社員)は、ある日発熱して寝込んでしまいました。 「病院に電話して検査したらコロナでもインフルでもなく、おそらく過労だろうと言われました。そういえば最近仕事が詰まっていてかなり寝不足だったなと、無理をしていた自分に気がつきましたね」  すると付き合って1年になる同棲中の彼氏・寛治さん(仮名・29歳/メーカー勤務)が心配して「看病するよ」と言ってくれたそう。 「『ありがとう。でもとりあえず安静にしてるしかないし、食欲もないからしばらく冷蔵庫にあるゼリー飲料やヨーグルトで大丈夫。心配いらないよ』と返すと、内心ちょっとホッとしているように見えました。実は寛治、料理がまるでできないんですよ」  ですがその後、なかなか熱が下がらなかった佳純さんはうなされながら、こんこんと眠り込んでしまいました。

いきなり栗ごはんが出てきた理由

「朦朧(もうろう)としながら途中で水分補給やトイレに起きたりしましたが、10時間以上寝て……。熱もだいぶ下がりかなり身体もスッキリしていてホッと一息ついていたら、寛治が笑顔で『はい、これどうぞ』とお茶碗を差し出してきたんですよね」  覗き込んで見ると、中には栗ごはんが無造作に盛られていたそう。 彼の看病「そしたら寛治が『佳純ちゃんが寝ながらうわ言で“栗ごはんが食べたい”って言っていたんだよ。どこの栗ごはん? すぐに買ってくるよ。と聞いてみたら、“お母さんの”って寂しそうに答えるから、俺どうしていいか分からなくなっちゃって』なんて言うので驚いてしまったんです」
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もう食べられないお母さんの味だと思って
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