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今年の「シャトレーゼ」クリスマスケーキに衝撃!試食会で“もっとも感動した一品”とは

 コスパ最強のクリスマスケーキはどう選ぶ?
シャトレーゼのクリスマス

シャトレーゼのクリスマスケーキを一足先に試食してきたので、正直レポートをお届けします

 今年も洋菓子店やホテルなどから、心ときめく「クリスマスケーキ」の情報が続々と発表されています。  クリスマスが1年に1度の特別なイベントとはいえ、ケーキだけに予算をかけるわけにもいきませんから、コスパが良くて食べる人が心から満足できるケーキを選びたいところ。その候補として有力なのが、やっぱりシャトレーゼではないでしょうか。  シャトレーゼは国内880店舗を展開する菓子専門チェーンにまで成長し、リーズナブルな高品質ケーキを多くの人が購入できるようになっています(沖縄県以外の46都道府県に店舗展開)。  食を広く専門にする立場として、シャトレーゼを客観的かつ公平に評価しても、同社の素材へのこだわりと商品企画力には圧倒的な強みがあると断言できます。
シャトレーゼのクリスマスケーキ

シャトレーゼが誇るプレミアムケーキやほっこりかわいいケーキを試食してきました

 さて10月下旬、私は一足先にシャトレーゼのクリスマスケーキを試食してまいりました。そこでもっとも感動したのが、“和素材にこだわった新作ケーキ”。いったいどんなケーキなのか、今回はその特徴や魅力をお届けしたいと思います。

シャトレーゼ初!抹茶のクリスマスケーキに大感動

Xmasノエル・マッチャ ~宇治抹茶と香ばしサブレの重なり~15cm(3966円)

Xmasノエル・マッチャ ~宇治抹茶と香ばしサブレの重なり~15cm(3966円)

 今年試食した中でもっとも深く心に沁みたのが、シャトレーゼにとっては初となる宇治抹茶をふんだんに使用したクリスマスケーキ「Xmasノエル・マッチャ ~宇治抹茶と香ばしサブレの重なり~15cm」です。  そういえばシャトレーゼの通常ケーキを見渡しても、抹茶のケーキはあまり目立ちません。これは世界的な抹茶ブームによって、今や原料調達が難しい超高級食材になっていることも理由として考えられるでしょう。
上から見た様子

上から見た様子。ピスタチオのグリーンとは違う、抹茶が持つ繊細な緑色に心つかまれる

 またクリスマスといえばまだまだイチゴケーキが定番で、チョコレートやモンブランが脇をかためていますから、その中で存在感を発揮するのはよほどの魅力がないと輝きませんよね。  そんな中で新登場した抹茶ケーキですから、私は大きな期待感を持って試食することにしました。

中までぎっしり! 美しい断面は圧巻

断面

ケーキを切ってみると、断面のぎっしり感と美しい重なりに驚かされました

 ケーキの主な構成素材は次の通り。芳香なバターと塩を効かせた宇治抹茶サブレ・ブルトン(外側さっくり内側しっとりでバターと塩が効いている)。白州名水で仕込んだ自家製粒あん(上品で濃厚な和風感)。黒糖を隠し味にした宇治抹茶クリーム(甘さ控えめながらも香り高いクリーム)。  これらにカシューナッツやブランデーシロップを織り交ぜることで、さまざまな食感・香り・旨味を味わえる、芳醇な大人ケーキに仕上がっています。  このケーキのこだわり感は、ケーキを切ってみればすぐに納得。断面が惚れ惚れするほど丁寧で美しく、抹茶とあんこが奏でる和風感は絶妙でした。  またケーキ上部に飾られたチョコレートのバランスも見事。抹茶とチョコレートのケーキは他店でも良く見かけるものの、そこにあんこや黒糖をバランスよく合わせる技術には心から感動させられました。
ケーキ断面の様子

ケーキ断面の様子。一番下にある宇治抹茶サブレ・ブルトンが濃厚美味で、粒あんとのハーモニーは感動モノ

 日頃からおいしい洋菓子と和菓子を製造するシャトレーゼならではの技術・ノウハウが結集した珠玉のクリスマスケーキといっても過言ではありません。  正直に申し上げて、これまで食べたあらゆる抹茶ケーキの中でも強烈なインパクトのある傑作でした。抹茶ケーキという存在感がイチゴケーキのように広く万人受けするとは思いませんが、すごい新星が現れたような食体験であったことは間違いありません。
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4000円を切る価格に驚き
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