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「松屋」の“隠し玉ラーメン店”でちょい飲みしたら「コスパ良すぎて絶望」。350円おつまみが、食べても食べても減らない

もはやオードブル、350円のスピードメニュー

 今回注文した料理の一番の問題児「おつまみ4点盛り」について、いろいろ語っていきたい。とにもかくにも量が多すぎる。400円以下のスピードメニューは小鉢に入っているのが居酒屋の相場だ。ただ、大きめの皿にキムチ、メンマ、ハルピン漬けがいずれもどっさり。もはやオードブル。一般的な居酒屋であれば適量であるはずの味玉に、物足りなさを覚えるほどの錯覚に陥った。
おつまみセット

あまりにも量が多すぎる

 味に関しては、キムチは辛さも臭みもなく、メンマもクセは少なく、ハルピン漬けも塩味がほど良い。味玉はそこまで味がしみておらず、少々残念ではあったが、全体的に味は濃くなく食べやすい。

コスパ抜群だけど、明らかに1人前の量ではない

 とはいえ、1人で食べる量ではなく、食べても食べても一向に量が減らないことに絶望感が芽吹く。ラーメン二郎でイキってマシマシを注文してしまい、後半は涙目になりながら麺やモヤシを食べ進めた10年前の苦い記憶を思い出した(無事に完食はした)。
キムチ

キムチもどっさり

 もちろん、量が多いことは嬉しい。ただ、明らかに1人前の量ではない。1人飲みで注文する場合、ある程度の覚悟が求められる。仮に1人で「おつまみ4点盛り」を注文したのであれば、店にとっては利益の出ない迷惑ムーブにはなってしまうが、食べ物は「おつまみ4点盛り」のみで良い気もする。
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優しい味の昔ながらの中華そば
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