郵便受けに捨てられていた赤ちゃんサビ猫→7年後、“美猫なお嬢さん”になった姿にほっこり
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.189】
「保護した翌日に動物病院へ連れて行ったら、先生は冗談で『この子、猫じゃなくてリスですよ』と。私も思わず、笑ってしまいました」
アンチョビ連盟(@anchovy666)さんは愛猫おはぎちゃんの保護時を、そう振り返ります。おはぎちゃんは2018年頃、近所の郵便受けに遺棄されていた子でした。
おはぎちゃんが郵便受けに遺棄されていることを知った家主は、通りかかった少女に「うちでは飼えないからあげる」と、無理やり小さな命を託したそう。
困った少女は、向かいに住む飼い主さんに相談。おはぎちゃんは、飼い主さん宅に迎え入れられることになりました。
少女の手のひらで丸くなっている姿が、おはぎみたい……。そう思い、飼い主さんは「おはぎ」と命名したのだとか。
「後日、女の子に『あの猫は、おはぎって名前にしたよ』と報告したら、『変な名前』って言われちゃいましたが(笑)」
保護翌日、動物病院へ連れて行くと、おはぎちゃんは「ニャーニャー」ではなく、「ピーピー」と鳴きながら診察台の上で飛び跳ね、猫らしくないかわいい個性を存分に披露しました。
鳴き声や見た目が個性的だった、おはぎちゃん。猫らしくなったのは、保護から3ヶ月ほど経ち、避妊手術をした後だったそうです。
「サビ猫は、ほぼ女の子だからか根が優しいです。おはぎは怒っても、本気で引っ掻いたりしません」
一緒に暮らす中で知ったのは、おはぎちゃんが意外とツンデレだということ。飼い主さんが抱っこをしようとすると逃げ回るのに、諦めると、自ら近づき、足元でスリスリ。しかし、その姿を見て、再び抱っこにチャレンジしても、おはぎちゃんは逃げ、“永遠の鬼ごっこ”が繰り広げられます。
「もともと人見知りの激しい性格ですが、もうちょっと飼い主に甘えてほしいなあ(笑)」
近所の郵便受けに遺棄されていた子猫を家族に迎え入れた
抱っこをしたいのに……ツンデレな愛猫に振り回される日々
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