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昨年独立し“俳優の夫”とふたりで会社を設立。47歳女優が明かす「夫婦関係の変化」とは

お互いに“なりたいビジョン”がよく見えるように

雛形あきこさん――先ほど支えてもらっていることを忘れてはいけないと言われていましたが、人生とビジネスのパートナーが同じだからこその相乗効果ですね。 雛形:そうですね。特にわたしの場合は仕事をしている時間が人生の中においてとても長いほうだと思うので、パートナーであることがとても大事になってくるんだろうなと思っています。 ――生活の仕方を変えたことで、将来設計などに変化は出たりしましたか? 雛形:ふたりだけの生活だから、生活も会社もお互いを見ることがとても多くなりました。なので、お互いになりたいビジョンがよく見えてくるようになったと思うんです。そこに行けるように、ふたりで頑張っている感じではあります。 今まではこの仕事が長く続けていければいいなという漠然と大きな夢があったけれども、もう少し狭めて……と言うとおかしいけれど……、より明確に道が定まったような感覚ではあります。ビルは立たなくてもいいけれど、誰もが俳優として認めてくださる、俳優と言ってもらえるような存在になっていきたいです。 <取材・文/トキタタカシ>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
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