産後も即やせ、40代で驚きの美ボディ……いったい何やった!? 無職夫婦が日本一のヨガYouTuberになるまで
ヨガ? ピラティス? どうせやっても続かない、と敬遠していたあなた。でも、わずかなスペースで隙間時間に実践できて、心と体がおどろくほど変わるとしたら――。
『今この瞬間をどう生きるか』(B-Flow著、KADOKAWA、2025年10月)は、日本一のヨガYouTuber、B-Flowの軌跡を綴った一冊。B-Flowは、夫のクリエイティブディレクター・Tomoya(トモヤ)さんと妻のヨガインストラクター・Mariko(マリコ)さんの夫婦ユニットです。今や登録者数250万人超の大人気チャンネルに成長したB-Flowですが、開設当初はふたりとも無職で、右も左もわからないままの出発でした。
<できることから、少しずつ>を、地道に実践していく姿勢は、再生回数が数回だった頃と同じです。ていねいにつくられた動画には、心身をフラットに保つ秘訣が詰まっているのです。

2015年、夫のトモヤさんはサラリーマンを辞め、妻のマリコさんは妊娠中で、インストラクターの仕事を休んでいました。そんな状況の中、<何ができるか>をとことん話し合った末のこたえが、<産後ママのためのフィットネス動画>です。
B-Flowの魅力のひとつは、各プログラムの時間が短いこと。10~20分で完結するエクササイズが多く、思いたったらすぐに行えるのです。トピックもわかりやすく、ダイエット、デトックス、自律神経を整える、体幹を鍛える、など、一言で完結しています。また、朝ヨガ、夜ヨガ、といった一日の心身の状態に合わせて選べる構成も取りかかりやすいポイントでしょう。
<産後ママのためのフィットネス動画があれば、出産後、育児に追われて外に出られない、運動できない人の役に立つかもしれない>。
これが、動画制作の最初のコンセプトだったといいます。当時、マリコさんは出産で体重が10キロ増えてからの撮影でした。
ヨガ、ピラティス、バレトン(バレエ・ヨガ・フィットネスの動きを組み合わせ、音楽のリズムに合わせて体を動かすエクササイズ)をとおして、脂肪がつきやすい箇所の引き締めや骨盤調整など、女性にうれしい内容です。これなら私にもできるかも、と視聴者の共感を得たに違いありません。
無職夫婦が人気YouTuberになるまで





