<B-Flowの動画は、今では880本以上あります>とトモヤさん。驚異的な数ですが、これもB-Flowが視聴者のニッチな悩みにこたえてきた結果です。
<ジムに通えるのは、基本的に健康な人たち。でも画面の向こうには、体調が優れない人、人と運動するのが苦手な人、時間がない人、近くにジムがない人……さまざまな事情を抱えた方がいました>
事情というのも人それぞれで、体がかたい、便秘を治したい、生理前の不調を改善したい、などなど。外に出ずになんとかしたい悩みに対応しているのも、視聴者のやる気アップにつながっているのでしょう。
再生回数1000万回!ビフォー・アフター動画の余波
マリコさんが第2子を出産した直後に撮影した動画が、再生回数1000万回を突破しました。<産後すぐの姿と、2~3カ月後の引き締まった姿を並べたサムネイルを公開>してからの反響です。
ダイエットにおいて、ビフォー・アフターの画像や動画は説得力があります。だからこそ<本物のビフォー・アフター>をつくろうと綿密な計画を立てたそうです。産後の体の負担にならない、現実的なプログラムを考え、実行したマリコさんは、2~3カ月で均整の取れたスタイルに戻ったのです。

産後のぷよぷよ背中肉も、別人のようにスッキリ(B-Flow動画より)
この動画は、視聴者のモチベーションアップにもつながったのではないでしょうか。とはいえ一部には“バズ狙い”と映った可能性もあり、以後、ビフォー・アフター型のサムネイルはやめたそうです。
トモヤさんが初めて「ヨガに救われた」と感じたポーズ

ダウンドッグのポーズ。『今この瞬間をどう生きるか』より
同書には、ヨガの基本的なポーズもいくつか紹介されています。例えば初心者でもすぐできそうな「ダウンドッグ」。
①膝を肩幅に開いて、四つんばいになる。手はまっすぐ肩の下につく。
②お尻を上に突き上げ、股関節で体を2つに折るイメージで腰と背骨を伸ばす。
③膝を伸ばし、かかとを床に近づけながら、ゆっくり呼吸を繰り返す。
トモヤさんがサラリーマンで体調不良だった頃に、このポーズをやってみて、初めて「ヨガに救われた」と思ったそうです。