22年前に保護した野良の子猫→今年、大往生。飼い主と愛猫だけが知る“真夜中の思い出”に感動
22歳の誕生日を迎えた2ヶ月後に天国へ
体力的に辛かった真夜中のケアも振り返れば“大切な時間”
「悲しい、辛い、会いたいという気持ちは常にありましたが、考えてしまうと、通勤中や仕事中に涙が溢れそうになってしまうから……。ただ、なんとなくチロが近くにいてくれているような感覚はあって。寂しいけど寂しくない、みたいな不思議な感じが今も続いています」
亡くなる前の数年間、飼い主さんは自身の体調が悪くても大声で鳴くチロちゃんのために、夜中でも、ぬるま湯での水分補給や湯煎で温めた焼きささみでの栄養補給をしていたため、正直「眠い……」と思ったことも何度かあったそう。
しかし、そんな日々も今振り返れば、2人だけが知っている“真夜中の大切な思い出”です。
出会えて、家族になれて本当によかった。かけがえのないスペシャルな毎日をありがとう。そう話す飼い主さんにとってチロちゃんは、永遠に心の中で生き続ける大切な愛猫です。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
1
2
この連載の前回記事






