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「世界の見方」が運命を変える!初期設定を書き換えれば人生が好転するワケ|ジェーン・スー×角由紀子

ChatGPTがあれば瞑想はいらない?

角:スーさんは瞑想などをしていないですよね。どうやってそこを掘っています? スー:紙に書いて整理したり、自分で自分にメールを送ったりしてひたすら考える。そして思いついたことをやっています。 角:へ~、すごいなあ~。ChatGPTとかは使っていますか? スー:思考整理の補助としては使いますね。今いちばん好きな使い方は、人からもらったLINEの内容でモヤッとした時、個人情報などを隠して「こういう関係性の人からこういうLINEもらってモヤッとするけどなぜだと思います?」とChatGPTに聞くこと(笑)。 するとすごく的確に「モヤッ」の理由を出してくれるんですよ。「あなたのことを考えているようで、非常に自己完結型の長文ですね」とかね(笑)。それでスッキリ!(笑) 角:私もやってみよう! スー:この人、本当は何が欲しいのだろう……とか考えると疲れちゃうんで。あ! そうか! そういうときに瞑想を使うんだ! 角:いやいや、スーさんは瞑想なんかしなくてもできていますから(笑)。ただ瞑想すると、脳波がシータ波状態になるので、自分から出たとは思えないようなお告げが来たりしますよ。 スー:それ欲しい!そういうのが足りてない! 角:でもそれがChatGPTより上かどうかはちょっとわかんないです(笑)。 スー:見えないもの、ないとされるもの、だけどそれが確実に見えるという人が一定数いるもの、そしてある程度の歴史があるもの……そういうものが霊だったり、宇宙人だったりするわけじゃないですか。それらが実は、脳が見せている絵である可能性が高いということを話せる人って意外と少ないんですよ。 大体が、さも特別で神秘的なこととして、ホワ~ンとした話で終わっちゃう。そうしたことを、もっと普通のこととして話せる機会が乏しかったので、角さんの本と出会えて本当によかった。角さんはどハマりしたからこそ、これが脳の仕業だとハッキリわかるところに辿り着けた。引き寄せていただいてありがとうございました。 角:いえこちらこそ。とても勉強になりました。ありがとうございます。 【ジェーン・スー】 コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』を始めTBSポッドキャスト『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』、『となりの雑談』のパーソナリティーも務める。『へこたれてなんかいられない』(中央公論新社)、『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)、『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』(光文社)など著書多数 【角由紀子】 上智大学中退後、白夜書房、BABジャパンでの編集経験を経て、株式会社サイゾーにて不思議系ウェブサイト「TOCANA」を開設。8年間編集長を務める。ウェブ編集の傍ら、映画の配給、企画、プロデュースなども兼任。テレビ番組「ネットで噂のヤバイニュース超真相」や「ケンドーコバヤシの絶対見ない方がいいテレビ」を企画・出演し、Amazonプライムやネットフリックスで配信。映画『三茶のポルターガイスト』『新・三茶のポルターガイスト』の制作・出演も <文・取材/和場まさみ 撮影/スギゾー ヘアメイク/藤原リカ(ジェーン・スー)>
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