姿勢を意識するほど、肩に力が入ってしまうもの。最後に一度フッと肩の力を抜き、肩先を下げると首も長く見えスタイルアップ。また上品でエレガントな印象に見えます。
実は、姿勢が悪いことは、見た目だけでなく心身の不調にもつながるんです。
① 太って見える・老けて見える
猫背や巻き肩だと首が前に出てしまい、実際より背が低く・首が短く・顔が大きく見えます。日本人の平均は7.3頭身と言われていますが、姿勢が悪いと頭身の数値は実際より下がるため、スタイルダウンして見えます。また胸の位置も下がって見えるので、実年齢よりも老けた印象を与えることも。
② 骨格のズレにつながる
姿勢が悪いと、体は無意識に“ラクな方”へ重心を逃がそうとします。その積み重ねで、肩や骨盤、顔にも傾きやズレが生じます。また、足を組む癖のある人は要注意! 体の要である骨盤がズレると全体の骨格が崩れる原因になります。
③ 体の不調に直結
猫背は内臓を圧迫し、呼吸も浅くなります。それが疲れやすさやコリにつながることも。「なんかだるい…」という日が続く人は、実は姿勢が原因かもしれません。
④ メンタルの乱れにも影響
姿勢が悪いと、自然と目線が下がります。この「下向きの目線」は気分まで沈みやすいことが、心理学の分野でもよく知られています。試しに目線をちょっと上げてみてください。気分がちょっと前向きになるのを感じませんか?目線と心は、とても密接につながっているのです。