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家賃+生活費で「月7万円」の豊かな暮らし方とは?服も家電もほぼいらない

自分の身の丈を知る

 老後2000万円問題、医療費破綻問題など、私達の不安をあおるニュースが蔓延していますが、個人が1カ月暮らせる金額はいくらなのでしょうか。これって案外把握していないと思いませんか。
服はオールシーズンで10着だけ

服はオールシーズンで10着だけ

 しぶさんいわく<毎月かかる必要最小限のコストを把握する>のが不安解消の第一段階。毎月これだけあれば生きていける、というラインを知っておけば、不確かな未来に惑わされることは少なくなります。しぶさんの必要最小限のコストは、は家賃込みで月7万円。もちろん、ライフスタイルの変化によって金額も変動しますが、都度、最低ラインを知っておくことで、「××円があれば生きていける」という安心材料になりませんか。  ワークライフバランスも自然に整い、身の丈に合った生活を構築できるはずです。

なんとなく、で買わない、持たない

 白で統一されたしぶさんの部屋は、まさに清潔そのもの。大型家電は洗濯乾燥機のみで、家具は折り畳みベッドとデスクがふたつ。衣類や靴は黒、食器も最小限で食事は<1日1食>。私はこの光景を見て、無限の広がりを感じました。何もない、というのは、自分の可能性を再認識することだと思ったのです。
大型家電は洗濯機のみ

大型家電は洗濯乾燥機のみ

 しぶさんの買い物のルールは<「好き」ではなく、「大大大好き」な物を選ぶ>。流行っているから、便利だから、バズったから…、という外側からの刺激ではなく、自分が心の底から求めているかどうかが最優先なのです。 しかし、何が大大大好きなのかわからない、という方もいますよね。そんな時に試してほしいのが<100の大好きリスト>。これは<固有名詞から抽象的なものまで全部、頭にパッと浮かんだ「自分の好きなもの・こと」を書き出していく>方法。こうすることで、自分の<好き>が可視化されていくのです。
テレビはなく、プロジェクターでロールカーテンに映す

テレビはなく、プロジェクターでロールカーテンに映す

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「最大60万円しか貯金しない」というルール
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