勝男の破壊力が凄すぎた!竹内涼真『じゃあつく』がネット指標で“三冠達成”した納得の要因
2025年の秋ドラマも多くの作品が佳境を迎えています。そんな中で今期一番の話題作となったのが、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系/以下『じゃあつく』)。
ネット上のあらゆる指標を席巻した今作の凄まじさと魅力を、あらためて振り返りたいと思います。
まず、全話平均世帯視聴率は、12月5日執筆時点で6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。中高年層の視聴習慣を掴んでいる日曜劇場の『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)には及ばず、視聴率は今期2位。ただ、『じゃあつく』が本領を発揮するのはネット指標です。
TVerのお気に入り登録数では、2位『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)の125万、3位『ザ・ロイヤルファミリー』の98万を大きく突き放し、174万でトップに君臨しています。
これは、社会現象を巻き起こした『silent』(フジテレビ系)、『VIVANT』(TBS系)などに次いで、歴代ドラマの中でも5位にランクインする高水準です。
また、Filmarksのスコアも4.2を記録し、『ザ・ロイヤルファミリー』の4.0、『良いこと悪いこと』と『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)の3.9などを抑え今期1位。
さらに、Googleトレンドの過去90日間のウェブ検索数でも、平均検索数で『じゃあつく』が1位と、堂々のネット指標三冠目を獲得しています。お気に入り登録するほどではなくても、ドラマが気になって検索するふわっとしたライト層にまでリーチしていることの表れです。




