こうしたネット指標の強さの要因は、なんと言っても主演・竹内涼真さん演じる時代に取り残された
亭主関白男・海老原勝男が、キョーレツなインパクトを放っていたからでしょう。
「料理は女が作るもの」といった性役割についてを筆頭に、恋愛観、仕事観などあらゆる物事に対する考え方が古臭く、独善的でした。
それでも、竹内さんが突き抜けたさわやかさでコミカルに演じていること、勝男がちゃんと反省し自分をあらためようという姿勢を持っていたことで、ただの嫌味なモラハラ男から愛され化石男に昇華されました。
この勝男の憎み切れない面白おかしさは、
多くの人に他人と共有したいと思わせる力があったのです。
毎話、放送があるたびにSNSが盛り上がるだけでなく、リアルな友人とも『じゃあつく』について「面白いから見て!」と言ったり言われたりした方も多いのではないでしょうか。そこから検索して、この作品にたどり着いた視聴者も少なくないはずです。
さらに、勝男の元恋人で“モテに全ベット”してきた山岸鮎美も、等身大のようで突飛となかなかクセのある女性でしたが、もう1人の主演・夏帆さんが好演。
他にも、“大量消費型恋愛体質男性”のミナト(青木柚さん)、勝男の失恋友達となった柏倉椿(中条あやみさん)、勝男の後輩の料理男子・白崎ルイ(前原瑞樹さん)など、
個性際立つキャラが今作には溢れています。