産休翌日にオーストラリアへ。私の英語力が伸びた理由

子どもたちと教育旅行でアメリカ・ニューヨークを訪れたときの写真
それから、ふたり目を妊娠中、今から約9年前のことです。
オンライン英会話がひと段落ついて、産休に入った翌日から、当時2歳の長女を連れて、オーストラリアへホームステイに行きました。
妊娠中の海外渡航はもちろん自己責任ですし、積極的におすすめされるものではありません。最初、私は1か月間、娘と一緒にホームステイをさせてもらって「妊婦だし、ホームステイ先でのんびり過ごそう」と思っていました。
ところが、長女をナーサリーに預けられることになり、日中にぽっかりと自由時間が生まれたんです。
それで、せっかくだしと思い、そこまで学びたい欲があったわけではないんですが、午前中だけオーストラリア・ゴールドコーストの語学学校に申し込みました。すると、語学学校には本当にいろんな国から学生が集まっていて、私より若いエネルギッシュな子たちも多く、クラスがとにかく楽しい。
学校のスタッフから「午後のクラスも来たいなら来ていいよ」と言われるくらいのゆるさで、でもそのゆるさも心地よく、結局すごく充実した時間になりました。
この1か月は、英語力がぐっと伸びた感覚がありました。帰国後にTOEICを受けたら思ったよりスコアがよく、英語試験が免除になったことで、通訳案内士の資格も英語で取得することができました。
それから、英語を学ぶことが一気に楽しくなっていきました。
とはいえ、しばらくは英語の“必要性”が日常になく、学習は少しずつフェードアウトしていたのですが、4年前旅行会社に転職をして、海外相手の仕事なので、ビジネス英語ができるようになりたいというタイミングが訪れました。
その時に出会ったのが、パタプライングリッシュという英語教材です。
パタプライングリッシュは、「チャンク × パターン練習」でサクッと話せるようになる英語メソッドを取り入れています。
よく使う型(パターン)を覚えて、単語を入れ替えながらどんどん口に出すだけ。繰り返し声に出すことでパターンが自動化されて、考えなくても英語がスッと出てくるようになりました。
アプリ教材なので、相手が人ではなく、スマホだけで完結する手軽さも魅力。私自身、初めて「これなら続けられそう」と思える手応えも感じました。でも「忙しい」「今日はやる気が……」と、いくらでも言い訳を見つけてしまい、だんだんとその意欲も下火に。
そんな中でハワイ赴任が決まったタイミングで出会ったのが、AI英会話アプリの「スピフル」です。
「スピフル」はレッスンをクリアすると称号バッジが手に入ったり、学習の連続記録が残ったり、ゲーム感覚で取り組める工夫がされているので、学習が続けやすい。また、自分の英語力の感覚より「やや簡単」と思える文法を使ってガンガンしゃべることができます。
AI相手なので、間違えても恥ずかしくない。しかもAIのフィードバックがあって、私の英語をきちんと評価してくれるから、達成感も味わえます。
いまは毎朝、ワイキキの職場まで車で20分ほど通勤しているのですが、個室空間なので声も出し放題。車の中が“最適な英語学習ルーム”になっています。
この通勤時間が、英語学習にはもってこいで、音声特化のパタプライングリッシュを再開。少しずつ軌道に乗り始めているところです。
車内では、超バリバリのビジネスパーソンに紛して、誰にも聞かれることなく、部下に英語で指示を出しまくっています。(そういう教材の内容なんです! とっても楽しい!)
そして、隙間時間や、子どもの見守りのタイミングではスピフルでゲーム感覚で学習…といった形で、無理なく時間を作ることを意識しています。