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「円安でもパリに行きたい!」20代の若者が「一生モノの体験」に投資するワケ

価格よりも「体験価値」を求め戦略的な選択をする若者たち

 
2026年エリア別渡航者数

2026年エリア別渡航者数

 この傾向は、決して「今の若者はお金に余裕があるから」というわけではありません。今回のリサーチから見えてきたのは、むしろ限られたリソースの中で、賢く、戦略的に選択している若者たちの姿です。  旅は「安いから行く」ものではなく、「最高に価値のある一回」に、金銭的にも体力的にも集中投下するものへ。これが、2026年流のスマートな旅の選び方と言えるでしょう。  実際、今年のヨーロッパ旅行を牽引しているのは20代です。NEWTの利用データを見ても、ヨーロッパ渡航者のうち6割以上を20代が占めています。  スマホ一つあれば、世界中の景色をいつでも眺められる時代。さらに、AIを使えば、自分がその場にいるかのようなリアルな映像さえ作れてしまいます。だからこそ、画面越しの疑似体験ではなく、自分の五感で感じる“手触り感のある本物の体験”の価値が、いま圧倒的に高まっています。  不確実性の高い時代だからこそ、確かな実感を得られる体験に投資する。そんな選択をする若者が、確実に増えてきているのです。 【関連記事】⇒NEWTヨーロッパの旅行情報記事一覧

2026年も変わらず人気!個人の関心に合わせ多様化するアジア旅

 ヨーロッパ旅行の人気が高まる一方で、アジア旅行のトレンドも引き続き堅調で、むしろ今後さらに存在感を増していくと予想されています。  韓国・台湾といった定番エリアの人気は変わらないものの、楽しみ方はより多様化しています。グルメやショッピングだけでなく、スパやウェルネス、ローカル体験など、自分の関心に合わせて旅のテーマを設計する人が増えてきました。  さらに、フィリピンやタイなどのリゾート地では、あえてワンランク上のホテルを選び、“自分へのご褒美旅”を楽しむ動きも広がっています。日本より物価の安さがまだ残るベトナムなどを選び、コストを抑えながらも、質の高い体験を楽しむ人も増えていきそうです。
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「行きたいけど動き出せない」層は3人に1人
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