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「声出して笑ってたら、突然の地獄…」NHK大河『豊臣兄弟!』が、歴史が苦手な人にも刺さるワケ

次は誰が? 先がわかるデスゲーム

 作品の見せ方で言えば、デスゲームとして楽しめるところも魅力と言える。1話では織田信長(小栗旬)の暗殺を企てている斎藤義龍(DAIGO)が放ったスパイ・横川甚内(勝村政信)が登場し、2話では信吉が殺された。
 キャストの知名度から、「この人が演じているなら、ある程度は長生きしそうだな」とキャラの寿命を邪推したくなる。ただ、勝村や若林が演じるキャラが早々にあっさりと退場したとなると、次は誰が退場するのかをワクワクし、さらにはヒヤヒヤさせられる。  とはいえ、本作は歴史ものだ。織田信長だって当然死ぬ。誰が死ぬのかがわかっているデスゲームと言えるが、どの話数で死ぬのかはわからない。寿命がわかっているキャラが、いつ退場するのかも楽しみ方の一つかもしれない。

小栗旬、ラスボスとしての存在感

 個人的に一番印象に残っているのは、織田を演じた小栗旬のラスボス感だ。本作の織田は、誰もが知る通りの残虐非道な男。妙なギャップを加えてマイルドなキャラ設定にし、視聴者ウケを狙うこともない。それでも、圧倒的なカリスマを持ち、自分よりも年上の重鎮を従えていることに、小栗は強い納得感を持たせ、嫌悪感を抱かせないのはさすがだ。  とりわけ、身体を微妙に傾け、顔を覗き込むように見つめる姿勢の威圧感がすごい。その様子はまるで相手の腹の内を見透かしたかのようで、その怖さは底知れない。これだけ織田が仕上がっているとなると、真のラスボスとなりそうな徳川家康を演じる松下洸平にも期待したくなる。
NHK2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」完全読本

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 気軽に楽しめつつも緊張感があり、先の展開が読めそうでありながらも続きが気になる。今後も新しい大河ドラマの放送を心待ちにしたい。 <文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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