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「目が開かない」ボロボロの子猫を保護。18年間、子猫を救ってきた女性が先住猫と離せず2匹を家族にお迎え

ニコイチの子猫を離せず、里親探しを中断!

適切な治療やケアにより、子猫の状態は快方へ。子猫には「こむぎ」という名前を贈り、里親を探すことにした。 ミルクボランティア 子猫日常を送る中で、こむぎちゃんが仲良くなったのはひじきちゃんというキジトラ猫。ひじきちゃんはこむぎちゃんを保護する1週間前に迎えた子。「子猫を拾ったけど飼えない」という相談を受けたKahoriさんは自らの手で育て、里親に繋げようと思った。 「鼻水やくしゃみがひどい時は隔離をしていましたが、ひじきとこむぎはどんな時も一緒。抱っこされながら窓ガラス越しに庭を見るのが日課になりました」 こむぎちゃんが病院に行く準備をしていると、滅多に大きな声で鳴かないひじきちゃんは、まるで話しかけるように「ニャー!」と大鳴き。トイレもどちらかが行くと、もうひとりも後に続く。 「水を飲む時や寝る時も同じ。2人でひとりと言えるぐらい仲良くなりました」 ミルクボランティア 子猫ひじきちゃんはのんびり屋で穏やかな性格だが、こむぎちゃんがいない時間が長いと、水を飲まず、トイレに行かなくなってしまう。そうした行動を見て、Kahoriさんは2匹の里親探しを中断。どちらも自宅に迎えることにした。 「こむぎは声をかけたり、名前を呼んだりするだけで喉を鳴らしてくれる甘えん坊さん。やんちゃ娘なところもかわいいです」

SNSで貰うエールはミルクボランティアを続ける原動力

こむぎちゃんの目は今でも、左右で大きさが違う。だが、お迎え当初と比べると見違えるほど綺麗になり、不自由なく生活できている。 そのビフォーアフターを目の当たりにし、Kahoriさんは嬉しさを噛みしめる。ミルクボランティアは喜びだけでなく、不安や葛藤と向き合うことも多い。無力感から眠れない夜の辛さを、Kahoriさんも味わったことがあるという。 ボランティア活動を続けてこられたのは、SNSで見守ってくれる人たちがいたからだ。投稿に寄せられる「元気に育ってね」や「応援しています」のエールは、大きな支えになった。 ミルクボランティア 子猫「小さな命を繋ぐこの活動は、決してひとりではできません。見守ってくれる人、応援してくれる人、祈ってくれる人たちの想いと一緒に子猫たちは大きくなっていきます」 命を紡ぐというのは特別なことではなく、小さな積み重ねの連続。そう話す飼い主さんは愛猫たちとの暮らしを大切にしながら、これからも多くの命を紡ぎ続けていく。 <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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