美味しくてつい食べ過ぎてしまいそうですが、効果をしっかり実感するためには「期間」、そしてダイエットを意識するなら「量」も大切です。
レジスタントスターチの効果を得るための推奨目安は以下の通りです。
・期間は8週間以上が推奨(※論文では、長期間継続した実験で効果が報告されています)
つまり、「今日たくさん食べたから明日どうにかなる!」という魔法の食材ではなく、コツコツと継続することが何より大切なんですね。
また、実験ではレジスタントスターチを1日最大30g摂取していましたが、さつまいもに換算すると毎日キロ単位になってしまうので現実的ではありません。ダイエット中の方は「1日小鉢1杯分」など、無理のない範囲で毎日の食事やおやつに賢く取り入れてみてください!
なお、レジスタントスターチは大腸で発酵する食物繊維のような成分のため、急にたくさん摂るとお腹が張ったり、ガスやおならが増えたりすることがあります。普段おなかが敏感な方や、おなかの調子が気になる方は、少しずつ量をふやして、ご自身に合う範囲で続けることをお勧めします。
美味しくアレンジして、さつまいも腸活を成功させよう!
今回は、さつまいもを冷やして食べることで得られる腸活&ダイエット効果と、飽きずに続けられるやみつきレシピをご紹介しました。
「体に良いから」と無理して美味しくないものを食べるのは、ストレスになって続きませんよね。バターとはちみつの最強コンビで美味しくアレンジして、毎日の食事やおやつに賢く取り入れてみてください!
出典
(※) Ximing Lin「
Effects of resistant starch consumption on anthropometric and serum parameters in adults with metabolic syndrome-related risks: a systematic review and meta-analysis」(2025)Frontiers in Nutrition誌掲載のシステマティックレビュー・メタ解析
【免責事項】本記事は一般的な健康・食生活に関する情報提供を目的としたもので、特定の病気の診断・治療・予防を保証する医療上のアドバイスではありません。効果には個人差があります。持病のある方、治療中・服薬中の方、体調に不安のある方は、自己判断で食事内容を大きく変えず、かかりつけ医にご相談ください。
【監修者からの一言】加熱後に冷ましたさつまいもで増えるレジスタントスターチは、腸内環境を整える心強い味方です。無理なく毎日の食事に取り入れ、ほかの腸活と組み合わせながら、腸を大切にしましょう。
【監修:柏木宏幸 医師】池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院 院長。消化器病・内視鏡専門医。「便通マネージメントドクター」の資格を持ち、大腸や便通改善を専門とし、特に女性の腸の悩みに向き合う。YouTubeでの分かりやすい医療発信や、Webメディアの記事監修実績も多数。
<文/腸活の研究家ざっきー 監修/柏木宏幸 医師>