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阿部慎之助氏の報道で浮き彫りになった擁護派の現代コンプライアンスと逆行した“しつけと体罰”論

「私は野蛮です」と宣言しているようなもの

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株式会社報知新聞社リリースより

 もちろん、体罰や暴力が子どもの教育やしつけに効果的だと考えることは自由だ。ただし、それを世の中に向けて公表する自由は、“私は野蛮です”と宣言することと表裏一体だということはわきまえる必要があります。  そして、今回何よりも卑怯なのは、暴力が許される空間を確保するために、阿部氏を心配し擁護しているということでしょう。そうした野蛮さを中和するために、しくじった人間を思いやるというスピンオフを挟んでいるからです。  つまり、失敗をおかした人に寛大な態度を見せることとトレードオフで、暴力が取引に使われているのです。  それは、何よりも暴力が本質的に陰湿な行為であることを如実に示しているのです。 <文/石黒隆之>
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