最後は『夫婦と16歳~狂気の隣人~』(テレビ東京系、木曜深夜24時30分〜)。自認16歳で実際は61歳の女性・白石美子(かたせ梨乃)が隣人の既婚者・野村紘(豆原一成)に求愛する姿を描いた“ホラー作品”だ。

画像:『夫婦と16歳~狂気の隣人~』テレビ東京公式サイトより
紘の妻・冴(岡田結実)が紘の惚気話をしている際に美子はつまらなそうな顔で漬物を食べるなど、面白いシーンもあれば、紘と冴の温泉旅行中の写真にわずかに美子が映り込んでいたりといった、怖いシーンもある。怖さと可笑しさを同時に魅せている作品ではあるが、「自分のことを16歳と思い込んでいる痛い高齢女性」という出オチ感はあった。
しかし、4話で美子が自分の人生を語るシーンを見てから一気に面白くなった。美子は野村夫婦と仲を深めていくが、これから美子は野村夫婦の味方になるのか、はたまた敵になるのかも不透明で、どのようなラストを迎えるのか楽しみだ。
夏ドラマは豊作であり、2024年にNHK BSなどで放送され、7月から地上波放送中の『団地のふたり』(NHK総合、火曜22時~)もゆったりと楽しめる作品で、今回取り上げた5作品とは異なる面白さがある。普段ドラマを見ない人も、せっかくなので好きな作品を見つけてみてはどうか。
<文/望月悠木>
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