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平野紫耀と中島健人、「2人のプリンス」が選んだ真逆の道。ヒップホップで挑む平野と語学で究める中島、“脱王子と進化系王子”の世界戦略

がむしゃらに突き進み、本格アーティスト路線へ

 Number_iでは、キンプリ時代の『シンデレラガール』のような王道アイドルポップとは大きく異なり、海外に馴染みやすいヒップホップやR&Bをベースにしたサウンドとラップ、ダンスを前面に出しました。  デビュー曲の『GOAT』に代表されるように、攻撃的なビート、ラップ、メンバーの低音を生かした楽曲は、どれも王子様からはかけ離れています。
画像:Number_iオフィシャルファンクラブサイトより

画像:Number_iオフィシャルファンクラブサイトより

 彼らは楽曲で特大のインパクトと記録を叩き出し、NHK紅白歌合戦、さらには米国最大級音楽フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival』に出演。今年に入り米国大手レコード会社およびタレントエージェンシーと契約してアメリカでも楽曲制作に励み、アジアと北米でのワールドツアー開催も決定しています。  そんな彼らを引っ張っているのはやはりグループの中心である平野さんでしょう。いまだキンプリ時代の王子様路線を望むファンは多いですが、信念を貫き、本格アーティスト路線で世界進出を目指しています。必ずしもファンが望む姿に迎合するわけではないところも、脱・王子様といえそうです。 『Coachella』出演時には英語はほとんど分からないままだったようですが、語学が身についてから海外に挑むのではなく、まずは飛び込んでみる。ステージ上で必要最低限の英語のフレーズを駆使しつつも、パフォーマンスで圧倒するといった“がむしゃらさ”も王子様とは一線を画しているように思います。「音楽に言葉の壁は無い」と信じる平野さんのブレない熱い思いが、今後現地ファンも巻き込んでいくのでしょう。

王子として進化し続ける中島

 中島さんの場合は、個人としてより進化した王子様となるためSexy Zone(現timelesz)を脱退。ただ退所はせず、ソロとして愛称・ケンティーのまま王子道を究めながら、海外へ挑戦しています。
画像:中島健人 公式サイトより

画像:中島健人 公式サイトより

 早い段階で世界を意識して磨いてきたであろう流暢な英語を武器に、グループ時代から変わらず米国アカデミー賞授賞式でハリウッドスターにインタビュー。レッドカーペットでの佇まいはまさに王子様です。  また、海外配信ドラマ『Concordia』(Hulu)では、グローバルな制作陣、キャストに交じり、イタリアでの撮影に参加。中国の3つのSNSアカウントも開設しました。平野さんとは順序が逆で、可能な限り海外で通用する語学力を伴って世界に飛び込んでいる。その知的さも王子様らしさの表れです。
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異なる平野と中島の「海外進出」スタンス
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