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「別れたら逆に仲良くなった」離婚が子供のためになるケースも?

夫婦の約3組に1組が離婚するという昨今。もちろん離婚などしないですめば一番いいが、ケンカしながら夫婦でいるより別れてよかった、という声があるのも事実だ。

両親のケンカにビクビクしていた子供たち



●工藤卓也さん:仮名・40歳・医療/現在未婚/子供2人

 子供のために離婚をしないという夫婦は多いが、むしろ「子供のためを思って離婚」を決めて、うまくいったケースもある。

「もちろん子供が大きくなるまで我慢はしようと思っていましたが、逆にその我慢が子供たちにも伝わってしまうことがわかったんです。

 2人の子供(4歳と8歳)は家ではおとなしく、いつもビクビクしているように見えた。原因は、朝が弱くて家のことをちゃんとしないだらしない妻に嫌気がさし、僕もよくキレて喧嘩をしていたんです。

 家庭はいつも緊張状態。だったらいっそ別れたほうが子供のためだと妻を説得しました」

「別れたら逆に仲良くなった」 離婚が子供のためになるケースも? 親権は妻。慰謝料、養育費を払い、条件として、これまでと変わらず家族で食事をすることで妻は同意。いいほうに転じたという。

「もはやお互いのしがらみは子供だけなので、余計な口論もなくなり、関係がよくなりました。旅行もしますし。他人になると相手の嫌な部分も気にせず他愛もない話で笑い合えるんです。頼るところはちゃんと頼ってきますし。

 結婚前は8年も付き合いましたからね。彼女としては相性は悪くはないはずなんです」

 結婚することにより、お互いが生活するうえで嫌な部分を目の当たりにすることは多い。たしかに彼氏彼女という関係のほうが気楽ではある。

「今はこの状態がベストなので、再婚はないでしょうね。親権は妻ではあるものの、家族関係が良好なので、少なくとも子供たちが大きくなるまでは現状をキープしたいです。

 妻の気が変わって、他の男性と再婚したいということになればちょっと考えます(笑)」

 “離婚先進国”アメリカの映画なんかを見ていると、元家族が適度な距離感でつきあっているケースもあるみたい。夫も妻も十分に“オトナ”じゃないと難しいとは思うけれど……。

― 離婚を考える夫たちの言い分【9】 ―




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