矢口真里公式ブログ『初心者です。』。更新は別居、不倫騒動直前の5月15日で止まっている
電光石火の離婚というまさかの早期決着をみた モー娘。OB・矢口真里の浮気騒動。そもそもこの2人は、妻のほうが遥かに年収や知名度が上で”格差婚”と呼ばれていました。
最近、女性のほうがずっと収入や肩書きが上、というカップルが少なくありませんが、”格差婚”はやはり破綻しやすいのか? 『1年以内に理想の自分で理想のパートナーを引き寄せる魔法のレッスン』の著者で、数多くの婚活女性と接している”カリスマ婚活コンサルタント”澤口珠子さんに聞いてみました。
格差を超えるほど愛し合っていたはずなのに、結婚後に問題が生じてしまうのはなぜでしょうか?
「そもそも、恋愛と結婚は違います。恋愛は2人だけの世界で事足りますが、結婚はお互いの家族、そして社会との関わりが必須になってきます。学歴や収入、家柄に格差があるカップルの結婚ほど、家族や周囲から反対されがちです。『
ロミオとジュリエット症候群』という言葉もある通り、恋愛は格差が大きければ大きいほど、つまり障害があればあるほど盛り上がるもの。格差婚カップルは盛り上がった勢いで結婚に突っ走ってしまうカップルが比較的多いといえます。……が、
恋愛はスリリングな非日常でも、結婚は平凡な日常なのです」。
年収格差だけでなく、また男女どちらが上の場合でも、リスクはあると澤口さんは言います。
「格差のないカップルですら、結婚して一緒いるのが当たり前になると相手のアラが気になってくるのに、
格差婚のカップルの場合、そのアラは特に目立ちやすいです。
たとえば、知的水準・教養に格差がある場合、趣味や会話を楽しめない、自分が話したいことを相手が理解できない。学歴に格差がある場合、学生時代の思い出を共有できなかったり、お互いの学生時代の友人と良好な関係を築きにくかったりします。
家柄に格差がある場合、お互いの生活習慣や金銭感覚、実家の慣習になじめない。女性のほうが高収入の場合、男性のプライドが事あるごとに傷つきがちで、徐々にお互いストレスがたまり、こんなはずじゃなかったと不満が爆発しがちです。
結果、格差婚カップルは破たんしがちといえます。ですが、今回の矢口さんのケースは、本当の理由が違うところにあると私はみています」
では破綻した”本当の理由”はどこにあると思いますか?
「結婚後に
一番破たんしやすいのが、相手が結婚したら変わるだろうと期待して結婚するパターン。今回の矢口さんもそうだったのではないでしょうか?
矢口さんの場合は、女性のほうが圧倒的に収入が多い、典型的な収格差婚カップル。結婚後は、旦那さまが役者として成功して、いつか芸能界での地位も収入も逆転……と期待されてのご結婚されたと思いますが、現実はなかなか思い通りにならないものです。
人はそんな簡単に変わりません。結婚は、今のままの、そのままの自分を丸ごと受け入れてくれる相手でなければ上手くいかないのです。
私たちは第三者ですから、真実はわかりません。ただ、矢口さんが、今のままの旦那様でいい、
私が一生旦那様の分も稼ぐから任せておいて!という覚悟があれば、こんな結果にはならなかったのでは……と思います」
「同じように、結婚したら浮気性の彼が誠実になるかも、結婚したら彼も子供がほしくなるかも、子供が生まれたら、彼も父親の自覚が出てもっと働くようになるかも……。こう期待して相談にいらっしゃる女性がとても多いのですが、彼は結婚してもしなくても、変わりません。
『この人と結婚したい!』と思ったら、ぜひ自分自身に問いかけてみてください。
今のままの彼・彼女でも、一生一緒に過ごす覚悟はありますか?
その答えがYESなら、結婚しても必ず幸せになれるでしょう。今の彼・彼女と結婚しようと思っている人がいらしたら、ぜひ、もう一度じっくり考えてみてくださいね」
【澤口珠子】
ミッションブランディング代表。国際イメージコンサルタント。婚活・女子力アップコンサルタント。主宰する「少人数制女子力アップレッスン」は1期生全員が1年以内に結婚が決まるなど高い成婚率を誇る。「ノンストップ」(フジテレビ)、「ズームインスーパー」(日本テレビ系)、「日経WOMAN」(日経BP)などメディア取材多数。4月に出版した初著書「
1年以内に理想の自分で理想のパートナーを引き寄せる魔法のレッスン」(かんき出版)は発売1か月で3刷に。毎月開催している体験会には全国から参加者が集まるなど好評を集めている(
http://www.sawaguchitamako.com)
<TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/Farang>