エロスの狂宴にショック!女性記者がハプニングバーに潜入【後編】
特殊な性癖を持った男女が集い、客同士で行為に至ることもある「ハプニングバー」。周りの女子に聞くと「気になるけど怖い」「行く勇気がない」との声が上がります。そんな女子たちの代わりに、性に関するヒト・モノ・コトに興味津々な筆者(アラサー既婚女子)が、ハプバーの実態を探るべく潜入してきました。
(ハプニングバーのその他の記事はコチラ)
⇒【前編】「エロスの狂宴にショック!女性記者がハプニングバーに潜入」はコチラ
それでもオープンな空間で本番にまで到る人はいないようで、プレイルームを見に行くことにしました。プレイルームは廊下からマジック・ミラー越しに、セックスする人々を鑑賞できます。ただ、ミラー越しに中の様子を見ていると、自分が変態オヤジになった気がしました。
大学時代に社会科見学として、出会い喫茶を訪れたときのことを思い出したのです。「女という商品」として、ミラー越しに気持ち悪い視線を浴びせられていたなぁと。見ている側の顔が見えなくても、なんとなく不快な視線に気づくのです。
でも、ハプバーはそれとは違い、「見せたい」「見たい」という倒錯した欲望を満たせる場なのでしょう。覗くと数組の男女が組んず解れつし合っていました。そのときは5畳ほどの部屋に3組、計6人の男女がいて、それぞれせっせと体を動かし、穴に出し入れしているさまは正直、地獄絵図。1対1のセックスではなく、いくつもの「つがい」が同時にセックスする様子は獣っぽい。
ノーマルなセックスは原則、密室でふたりきりで行います。でも、ハプバーは例外です。隣で思いっきり腰を振っている人、相手のチ●コを咥えている人のことなど気にせず、自分の行為に集中するーーその神経はスゴいです。
とにかく異様すぎる光景ですが、プレイの内容を観察していると、行為自体はノーマルなものばかりでした。それでも普段は見られない、他人の生セックスを見ると興奮するのは事実。筆者たちはその光景を見ながら「あの男性の背中、筋肉がいいね」「オトコから見てもいい体してると思うわ」など、自由に感想を言い合いました。
でも、ちょうどこの頃から、A君の体がおそらく意図的に、私にぴたっと密着する形になっていました。「普通のカップル並みに距離が近いな」と感じるほど。「向こう(オープンスペース)に戻ろう」と促す意味で腰に手を回されたり、マジック・ミラーに張り付く私を背後から覆い隠すかのように、後ろからプレイルームを覗き込んだり。実際にイタしている人を見るとムラムラとしてくるのでしょう。
その後、もう1周ほど各フロアを行き来しました。その間にオープンスペースで隣に座るA君の股間の具合が気になり、デニムの上から触れてみると、こんもりと大きくなっていました。「大きくなってる?」「女の人はどうなん?」「さっきお手洗いに行ったら濡れてた」といったエロ要素満載の会話に。男女ともに刺激が多すぎて、興奮せずにはいられません。
私が独身でかつA君の肉体に興味があれば、その場でちょっとイチャイチャを仕掛けて、「でもここでするのはイヤ……」などと言って、100%ホテルに連れ出せたと思います。
が、既婚者ですから夜中3時半頃、A君と一緒に店を出て、普通に帰宅しました。独身かつ特定の相手がいないときに行ってみたかったな、と思います。
皆さんも一度「イタしてみたい相手」と行ってみてはいかがでしょうか。
【総括】
・ハプバーはハプニング(セックス)したい人にはチャンスがある
・行為をせず「人のセックスを見る」「周囲とコミュニケーションを図る」だけでもOK
・ルールが厳しく定められており、店員さんの監視も厳しいので、意図しないセックスに誘われることはない
・基本的に男性が多いので、女性が売り手市場
・確実に興奮するので意中の人と行くと、セックスする流れに簡単に持ち込める
<TEXT/オーロラ・スシ>
獣のようにイタす男女の地獄絵図!
